スポーツ
Posted on 2026年03月17日 06:45

【侍ジャパン「事件」の真相~前編】井端弘和監督が切り出した「あの人って信用できるんですかね」

2026年03月17日 06:45

「ワールド・ベースボール・クラシック」で大会連覇を目指した侍ジャパンは、ベネズエラとの準々決勝に敗れて8強で敗退。実は井端ジャパンの周りでは、いくつかの「事件」が起きていた。

 ベネズエラとの試合終了後、井端弘和監督は悔しさのあまり、ベンチでフリーズしたまま。選手たちもその場で茫然自失状態だった。ロッカーに引き上げて報道陣の前に姿を見せるまで、1時間以上を要している。
 指揮官は試合後に「負けたという事実がある」と静かに敗戦を認めたが、これまでの5大会は最低でも準々決勝まで勝ち上がっている。侍ジャパン関係者が井端監督の心情を慮る。
「前回は大谷翔平がフル回転して、世界一を奪還しました。今回は水面下でドジャースと大谷が最後まで駆け引き、バトルをしながら登板機会を探っていた。プレッシャーに加えて、大谷をフル活用できなかったのは痛い」

 侍ジャパンを率いて1年が経とうとしたある日、井端監督は懇意にしているメディア関係者と会食に出かけた。懇親と井端監督の激励を兼ねた会食だったが、時間が進むと指揮官自ら、こう切り出したという。
「あの人って信用できるんですかね…」
 それはメディア出身のA氏。侍ジャパンでは小久保裕紀監督時代から、代表スタッフとして携わっている。前出の侍ジャパン関係者が明かす。
「井端監督は『Aからチーム情報が漏れている』と断言していました。Aと井端監督は代表を離れても仕事をする仲でしたが、その頃から疑っていた
ようです。以前はAと井端監督が仲良く写真撮影する姿が見受けられたのに、いつしかパタッとなくなった。象徴的な現象でした」

 A氏は前回大会期間中に大谷翔平に近づきすぎて怒りを買い、一時は距離を置かれたことがあった。
「それでも最後は年下の大谷が折れて、丸く収めたことでことなきを得ています」(侍ジャパン担当記者)
 そして今大会、準々決勝敗退の裏では、選手が「気を遣いまくる」A氏の存在が、日増しに大きくなっていった。
(後編へと続く)

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