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記事全文を読む→巨人・丸佳浩の「代打逆転満塁弾」が出た橋上代行体制「風通しがよくなった」けど立場が危うい「次の監督問題」
長嶋茂雄さんの一周忌という節目の試合(6月3日・オリックス戦)は37歳の大ベテラン、丸佳浩の代打逆転満塁弾で、巨人が劇的勝利を飾った。右翼席に設置された長嶋さんの広告看板の方向への一撃。これには丸が、
「本当に長嶋さんが打たせてくれたホームランだと、僕は信じでいます」
と言えば、橋上秀樹監督代行も、
「長嶋さんもよくおっしゃっていましたけど、ドラマです。勝ててホッとしました」
巨人の代打逆転満塁弾は、谷佳知以来(2010年4月24日・広島戦)。この試合は、練習中に倒れた木村拓也コーチの追悼試合だった。谷も丸もFAで巨人に入り、背番号は同じ8だ。
今季の丸は代打打率が4割超え。橋上新体制になってから、丸とともに20年目の坂本勇人も積極起用されている。若手重視で日替わり打線の日々だった阿部体制とは違う。
「坂本は3番や5番といった打線の中核として使われており、6月2日のオリックス戦では、三塁守備で超美技を見せました」(スポーツ紙デスク)
橋上監督代行体制が好調だといっても、次の監督選びという問題は消えていない。阿部前監督の逮捕による辞任で、すぐに監督代行としてオファーしたのは山口寿一オーナーだが、今後は「全くの白紙」を強調している。しかし交流戦に入って、
「阿部体制よりも明らかに風通しがよくなった」(巨人担当記者)
巨人の次期監督は待望論が大きい松井秀喜氏、再登板が有力視されている高橋由伸氏、そして4度目の登板に意欲的とされる原辰徳氏の名前が挙がっている。仮に原氏が4度目の就任となれば、橋上監督代行の「立場」が微妙になることは必至だ。
「清武さんに呼ばれたコーチ」として浮いた存在になった
橋上監督代行を2012年に初めて巨人に招聘したのは、当時の球団代表兼GMだった清武英利氏である。
「野村(克也)さんの一番弟子の巨人入りは、かなりセンセーショナルだった」(当時を知る巨人担当記者)
しかし清武氏は巨人を追われることになり、「清武さんに呼ばれたコーチ」として浮いた存在になったことを、橋上監督代行本人も自身の著書で明かしている。
巨人は2012年からリーグ3連覇と日本一を達成した。この時、橋上監督代行は戦略コーチとして原監督を支えてはいたが、
「野村さんは戦略をコーチに任せてくれた。でも原さんは常にトップダウンで決める、あの頃の橋上さんは気を遣って、あえてベンチには入らなかった」(前出・当時を知る巨人担当記者)
ちなみに6月2日の試合では原氏が10年ぶりにニッポン放送で解説を担当したが、
「橋上さんの話題には一度も触れませんでした」(ニッポン放送関係者)
橋上体制での「これから」が、次の監督に大きな影響を与えるかもしれない。
(小田龍司)
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