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Posted on 2026年05月30日 14:45

【プロ野球!週間ハイライト】阪神ルーキー立石正広にやられた巨人・阿部慎之助前監督の「OB会・名球会」問題とオフの新体制「候補者」

2026年05月30日 14:45

 セ・パ交流戦前、巨人は阪神に3タテを食らったが、阪神のドラフト1位ルーキー・立石正広に完膚なきまでに叩きのめされた。立石は巨人3連戦の初戦から、プロ入り初となる「1番」に起用され、3試合で打率なんと5割(14打数7安打5打点)と大暴れ。5月の段階で阪神戦は5連敗と、巨人はとても優勝できる雰囲気ではない。

 思い起こせばドラフト会議では、巨人も立石をリストアップしていた。
「担当の大場豊千(とよゆき)スカウトの『立石推し』は、他球団と比べても顕著でした」(巨人担当記者)
 そんな逸材は、実は「巨人推し」だった。
「本人が最もリスペクトしている選手が長野久義(現・巨人編成本部参与)でした。打撃スタイルもそっくりです」(阪神担当記者)

 巨人といえば、18歳の長女に対する暴行容疑で東京・渋谷警察署に逮捕され、指揮官を電撃辞任した阿部慎之助前監督には、さらなる茨の道が待ち受けている。
「起訴か不起訴かにかかわらず、山口寿一オーナーが『数カ月休んで(阿部前監督が)戻れることはありえない』と厳しいコメントをしている以上、もう巨人復帰の道はない」(スポーツ紙デスク)

 では今後、いったいどんなことが起きるというのか。
「現役監督の逮捕というのは、球界でも前代未聞の不祥事ですからね。まずは巨人OB会が黙っていないでしょう。最悪の場合、OB会除名という処分が考えられます。年末のOB会総会で話し合われることになるでしょうが、そこに阿部前監督が出席して誠心誠意、謝罪すれば何年間かの資格停止や厳重注意で済むかもしれませんが…」(球団関係者)

 現役時代に2132安打を放って入会した、名誉ある「名球会」のメンバー資格も微妙になってくる。ある放送関係者は、
「巨人OB会はまだ、生え抜き選手ということで温情ある処分になるかもしれません。いわば身内ですから。ところが『名球会』はやっかい。他球団のOBがいるし『球界の名誉を傷付けた』と騒ぎかねない。今オフの総会では、除名などを含めたなんらかの処分が話し合われることでしょう」

「監督を再びやる気は今もある」

 セ・パ交流戦から巨人は橋上秀樹監督代行が指揮を執っているが、シーズン終了までには次期監督を決める必要がある。
 巨人は今年が球団創設93年目。戦後の歴代監督を見ると「生え抜きのスター選手」「4番もしくはエース投手のキャリアがある」。就任条件としてこの2点にこだわってきた。

 この伝統を守り続けるならば、高橋由伸氏は有力候補となろう。2015年に本人は現役続行を決めていたにもかかわらず、球団が半ば強引に引退させ、監督の座にスライドさせた。
 その高橋監督の退任を受けては、2018年オフに第3次原政権が発足。
「その原前監督は、契約を1年残して退任した。球団側が、巨人史上初となる同一監督で2年連続Bクラスの責任をとらせる形でした」(スポーツ紙デスク)

 有力候補の高橋氏に加えて、
「監督を再びやる気は今もある」(巨人OB)
 という原前監督も当然、候補に挙がる。やる気という点でいけば、阿部前監督との方針のズレで退任した、桑田真澄前2軍監督も候補になっていい。ただ、現在は2軍オイシックス新潟のCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)の職にあり、チーム編成や強化、育成を担っている。

 山口オーナーが「今シーズンは最後までお願いした」という橋上監督代行が、今季限りでのお役目御免となるのは確実。その時、新体制はどこまで固まっているだろうか。

(小田龍司)

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