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記事全文を読む→「親子ゲンカで警察沙汰」への疑問「阿部慎之助を監督復帰させよう」20時間で署名3万人突破で電撃辞任はひっくり返るか
電撃辞任した読売巨人軍の阿部慎之助前監督の復帰を求める署名が、開始からわずか20時間で3万人を突破した。
5月26日の辞任会見後、世界最大級のオンライン署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」に阿部前監督の復帰を求める署名が登場。署名期限は6月5日で、株式会社読売巨人軍、読売新聞グループ本社、報道機関に、復帰を求める野球ファンの声を届けるという。
交流戦前夜の5月25日、阿部氏は娘2人のケンカを注意したことをきっかけに長女と口論になり、長女の胸ぐらをつかんで投げ飛ばしたとされる。長女から相談を受けた所轄の児童相談所が19時10分すぎに110番通報。自宅にかけつけた警察官が20時頃、阿部氏を現行犯逮捕した。TBS NEWS DIGが22時24分頃に速報としていち早く、現行犯逮捕を報じている。
現行犯逮捕はされたが、阿部氏はあくまで推定無罪。ところが一夜のうちに犯罪者として扱われ、国松徹球団社長は、
「暴力は許されないことで、極めて深刻に受け止めています。交流戦前夜に重大な不祥事を起こし、全てのプロ野球関係者とファンの皆様に謝罪します。阿部慎之助監督については進退を含め、処分を検討します」
と言及。阿部氏は辞表を提出したのだった。
「監督が警察沙汰になったら大ゴトだから冷静になりなさい」と注意すれば…
辞任会見で代理人が読み上げた長女の手紙で、長女は対話型AI「ChatGTP」に相談した上で匿名で児童相談所に通報したという経緯が明かされた。阿部氏を現行犯逮捕するような緊急性はなかったように見えるのだが…。
警察は現行犯逮捕の理由について、阿部氏が酒に酔っていた、長女と体格差があり再犯の恐れがある、二女への心理的影響などを挙げている。
読売巨人軍第20代監督の子供という立場上、長女や二女は友人に家族仲や親子ゲンカを相談することも難しい。だから長女は匿名と信じて児童相談所に電話したのに、いきなり警察官がやってきて目の前で父親を連行。父親は監督辞任、失職に追い込まれてしまったのだから、ショックは大きいだろう。
阿部家の親子ゲンカなんて、児童相談所の職員や警察官が「監督が警察沙汰になったら大ゴトだから冷静になりなさい」と注意すれば済むような、家庭内のトラブルに思えるのだが…。
折しも衆議院では「冤罪事件」をなくすための、刑事裁判の再審制度を見直す刑事訴訟法改正案を審議中。阿部家の騒動が「冤罪事件」だとは言い切れないが、「冤罪被害者を救え」と報じるメディアの今回の報道ぶりには、なにやら釈然としないものを感じるのである。
(那須優子)
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