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記事全文を読む→ED薬「シアリス市販化」に死の警告!ドラッグストア薬剤師に「虚偽申告」と北朝鮮製「成分不明の偽造薬」流通
いよいよ7月末から、日本初となる市販ED治療薬「シアリス」が発売されることになった。発売元はエスエス製薬。ドラッグストアの店頭で処方箋なしで手に入るとあり、「医者に行くのはちょっと…」と躊躇していた男性諸氏にとっては、まさに吉報といえよう。
ところが医療現場や専門家の間からは、早くも「深刻なトラブル」を懸念する声が多発している。
ED治療薬は血管を拡張するという性質上、狭心症や心筋梗塞の治療で用いられる「硝酸薬」との併用は厳禁とされ、同時に服用すれば急激な血圧低下を招き、命を落とす危険性がある。
「病院であれば、カルテや医師の問診で常用薬を細かくチェックできますが、ドラッグストアでの薬剤師による問診はあくまで客の自己申告によるもので、虚偽申告や服薬情報の隠蔽が可能になる。ドラッグストア側が購入者に対し、薬を使用できるのかどうかの見極めには限界があるということです」(医療ジャーナリスト)
併用禁忌を破る死のリスクが一気に高まる可能性は否定できないのだ。
EDは糖尿病や心血管疾患の予兆であることが少なくないとされる。そのためEDになったことでクリニックを受診し、その背景にある重大な疾患が発見されるケースは少なくない。
しかし薬局で手軽に買える環境が整うことで、「薬を飲めば解決する」という誤った安心感を植え付けることになり、重篤な疾患の発見を遅らせる「隠れリスク」の増幅につながりかねないのだ。
大量に買い占められてネット上で高額転売
さらに大きな火種になりかねないのが、転売と裏社会への横流し問題であると、前出の医療ジャーナリストが指摘する。
「海外の事例では、市販化されたED治療薬が大量に買い占められ、ネット上で高額転売される行為があとを絶ちません。以前、日本でバイアグラが大流行した際に正規の薬の流通網が悪用され、北朝鮮製などの偽造薬が蔓延したことがあります。本来、医師の管理下で服用すべき人が高額な転売品を購入させられたり、成分不明の偽造薬を手にするリスクが増えることになります」
ドラッグストアで簡単にED薬が購入できるようになれば、ある種の「気恥ずかしさ」からは解放されるだろう。しかし今度は、そこに重い自己責任が生じることになる。「夜の活力」を取り戻すための薬が、安易な自己判断によって人生の破滅を招く。EDに悩む男性諸氏はこれまで以上に「賢い薬との付き合い方」を突きつけられているのだ。
(灯倫太郎)
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