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Posted on 2026年07月07日 06:30

サッカー日本代表「欧州ビッグクラブ移籍リスト」鈴木彩艶・中村敬斗・佐野海舟・久保建英…4年後W杯の中心選手「人気度と移籍金」

2026年07月07日 06:30

 サッカー北中米W杯は日本代表が決勝トーナメント1回戦(ベスト32)で敗退したこともあり、異常な盛り上がりは収まった。本当に面白くなるのはこれからなのに、もったいない気がする。

 これからクローズアップされるのは、日本人選手の移籍だ。すでに多くの選手に移籍の噂が流れている。中には「ビッグクラブが動く」「オファーが殺到」といった、根拠不明の情報まで。
 決勝トーナメント1回戦で敗退した国の20代後半の選手がビッククラブに移籍することは通常、考えられない。見るべきは4年後のW杯(スペイン、ポルトガル、モロッコの3カ国で開催)で、日本代表の中心になる選手の動向だ。

 まずは今回のW杯で、日本代表のMVPともいえる活躍を見せてくれたGK鈴木彩艶(パルマ)。まだ23歳で、どんどん伸びる可能性を秘めている。アーセナル、リバプール、ユベントスなど名門クラブの名前が挙がっているが、現実的な移籍先はプレミアリーグ。田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドが有力だ。
 先発を確約するといわれ、パルマが要求する移籍金3000万ユーロ(約55億円)以上の金額を提示するとみられている。決して高い移籍金ではないが、名門クラブに移籍して先発で試合に出られない可能性を考えれば、確実に出場できるリーズに移籍した方がいい。

 昨シーズン14位と下位に低迷したリーズだが、イタリア・セリエAよりもレベルの高い攻撃陣が揃っているプレミアリーグのゴールマウスを守るのは、必ず鈴木の成長に繋がるはずだ。

 4年後に日本代表の得点源となる中村敬斗(スタッド・ランス)も、移籍は決定的。昨シーズン、スタッド・ランスがフランス2部に降格した段階で移籍を希望していたが、クラブは契約が残っていることを盾に拒否。1年間、飼い殺し状態だった。
 しかし今回は、クラブも移籍を容認。プレミアリーグのエバートン、ポーツマス、フルハムといったクラブが興味を示した。そんな中、エバートンが移籍金2150万ポンド(約46億円)でランスと交渉に入った、という報道が。ステップアップは確実で、新天地での活躍に期待したい。

リストアップされたリバプールで久保建英の優先順位は2番手か3番手

 ビッグクラブ移籍の可能性があるのは佐野海舟(マインツ)だろう。ブレントフォード、ポーツマスなどが候補とされるが、W杯後にアーセナル、リバプールの名前が挙がってきた。特にリバプールは昨季5位と今ひとつで、モハメド・サラーやアンドリュー・ロバートソンといった、これまでチームを支えてきた選手が退団する。

 そんなチームの再建を任されたのが、リチャード・ヒューズSD(スポーツダイレクター)。補強に関して「佐野」の名前を口にしたと言われている。移籍金は6000万ユーロ(約110億円)。マインツはこの金額を下げるつもりはない。日本人最高額の移籍金で、ビッグクラブ移籍が実現するか。

 W杯初戦のオランダ戦で膝を故障し、思うような活躍ができなかった久保建英(レアル・ソシエダ)だが、リバプールに再びリストアップされた。しかし優先順位は2番手か3番手。移籍する可能性は低い。今季はしっかりケガを治し、もう1年ソシエダでプレーして1年後の移籍を目指すべきだ。

 欧州の移籍期間はリーグによって違いがある。それでもほとんどのリーグは、8月末までだ。誰がどこのチームに移籍するのか。それが、本当の日本代表選手に対する「評価」となる。

(渡辺達也)
1957年生まれ。カテゴリーを問わず幅広く取材を行い、過去6回のワールドカップを取材。そのほか、ワールドカップ・アジア予選、アジアカップなど、数多くの大会を取材してきた。

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