社会
Posted on 2026年07月08日 06:45

大阪・梅田「道路を黄色く塗ったら立ちんぼがいなくなる」の結果は…アメリカン通り「取り締まり攻防」第2ラウンド

2026年07月08日 06:45

 大阪・梅田、兎我野町の通称「アメリカン通り」で続く立ちんぼ問題が、新たな展開を迎えている。
 2024年12月、警察や行政は「客待ち」が常態化していた約100メートルの道路を鮮やかな黄色に塗装し、心理的に「目立つ場所」を作る異例の対策に踏み切った。その後の警察の調査では、路上に立つ女性は大幅に減少し、一定の効果を上げたとみられていた。

 しかし、それから2年余り。現場では今も警察とのいたちごっこが続いていた。取り締まりの強化によって、以前のように一カ所へ集まる現象はなくなったものの、女性たちは周辺のラブホテル街や細い路地へと分散。警察の姿が見えれば身を隠し、いなくなれば再び現れる。そんな状況が繰り返されているのだ。

 そして最近、目に見えて変化しているのが客層である。かつては会社員風の日本人男性が中心だったが、今では外国人観光客の姿が珍しくなくなった。
「台湾や香港などアジア圏からの旅行者がSNSや動画サイトを見て訪れ、夜になると数人のグループで『アメリカン通り』を歩き回る光景が見られるようになりました。翻訳アプリを使って女性とやり取りする外国人もいます。日本の裏カルチャーのひとつとして、興味
本位で訪れる観光客は少なくありません」
 地元飲食店関係者はそう証言するのだが、実は女性の動きにも変化が出てきている。

「他にも女の子はいるか」と聞かれて仲間を紹介

 立ちんぼ事情を知る裏風俗関係者が明かす。
「単独で客を待つだけではなく、客をつかまえた後、『他にも女の子はいるか』と聞かれると、仲間を紹介するケースがあります。ひとりで動くよりも、複数人で連携している女性が増えてきました」

 黄色い道路化は確かに象徴的な対策だった。しかし、現場から立ちんぼが消えたわけではない。表通りから路地へ、日本人客からインバウンド客へ。街の風景は姿を変えながらも、警察との攻防が次のラウンドへと移っていく…。

(カワノアユミ)

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