スポーツ
Posted on 2026年03月17日 07:00

【侍ジャパン「事件」の真相~後編】若手選手が不満あらわ「なんであの人はどこでも入ってくるんですか」

2026年03月17日 07:00

 WBC準々決勝が行われたローンデポ・パークの三塁側ダグアウト。指名打者の大谷や控え野手がベンチ最前列に陣取り、グラウンドに向かって声をかける姿が、配信中継画面に映し出された。そのすぐ後ろに陣取っていたのがA氏だ。 
「Aは侍ジャパンの公式ジャージーを着用してビデオカメラを持ち、グラウンド内を歩き回っていました」(侍ジャパン関係者)

 実は前回大会後、A氏と他のスタッフが撮影した映像を繋ぎ合わせ、記録映画作品として劇場公開されたことで、映画館には野球ファンが殺到。興行収入は16億円を超えたと報じられた。
「元手はほとんどかかっておらず、収益の取り分は侍ジャパンの運営会社や配給元、広告代理店、制作協力したCS放送チャンネル、そしてAにも入っています」(侍ジャパン担当記者)
 あいみょんの曲が主題歌に選ばれたこともあって、A氏の知名度は格段に上がったという。

 A氏のこの「撮影」をめぐっては、2月半ばの侍ジャパン宮崎合宿で、既に問題が起きていた。
 合宿先のひなたサンマリンスタジアム宮崎では、全員が同じ宿舎で寝泊まりする。「密着」しているスタッフA氏も当然、同行するのだが…。
 
「前回の映像作品がそこそこ有名になったことで、協力的な選手はいましたし、選手たちも『プロモーションも仕事のひとつ。協力するように』と通達されていたといいます。ところが今回は井端監督自体がAに対して疑心暗鬼になっていた。その結果、侍ジャパン歴が浅い若手選手が『なんであの人はどこでも入ってくるんですか』と不満をあらわにするようになりました」(前出・侍ジャパン関係者)
 
 侍ジャパンは日本野球機構(NPB)の関連会社が企画、運営しており、主な収入は強化試合のチケット代、スポンサー収入などだ。
「ところが前回の劇場公開作品が大当たり。DVDも飛ぶように売れたといいます。それに運営サイドが味をしめてしまった。ベンチ裏を撮影して本音を引き出す手法を手掛けたのはAあり、その功績は大きい。ただ、あくまで取材者の立場を自覚しないと、不満や事故の原因となりかねません」
(テレビ局関係者)

 次の大会は選手以外の体制を含め、指揮系統がしっかりした体制を整えるところから着手しなければ、せっかくの大谷ブームで火がついた侍ジャパン人気が下火になりかねない。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月09日 06:30

    日本にも「バベルの塔」が実在していたことを知っているだろうか。バベルの塔は「旧約聖書」の「創世記」に登場する、人間が天に届く塔を築こうとして神の怒りに触れ、破壊されてしまった伝説の塔である。「馬鹿と煙は高いところに登る」という言葉があるが、...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月13日 14:30

    音楽ライブチケットの高額転売をめぐり、旧ジャニーズ事務所の人気アイドルが所属するSTARTO ENTERTAINMENTのライブ主催会社が、転売サイト大手「チケット流通センター」の運営会社と、高額転売を繰り返したとされる東京都内の男性1人を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク