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記事全文を読む→今年もまたパ・リーグが圧倒「プロ野球交流戦」セDH制導入で戦力差はどうなるか…掛布雅之が示した「答え」
今年のセ・パ交流戦は雨天順延の3試合を残して、パ・リーグが63勝38敗4分、勝ち越し25と圧倒している。4年連続パ・リーグの勝ち越しが決まっているが、なぜセ・リーグは交流戦で苦戦が続くのか。阪神OB会長の掛布雅之氏がズバリ語っている。
6月15日放送の「よんチャンTV」(MBSテレビ)に出演した掛布氏はセ・リーグとパ・リーグの差について、まず「投手の球の強さ」を指摘し、次のように分析した。
「(パ・リーグには)DH制がありますから投手は走塁をしなくていい、バント練習もしなくていい。投手の仕事に専念して練習できる時間が、パ・リーグの投手の方が長い。その積み重ねによって、パ・リーグには150キロを超える投手、パワーピッチャーが増えた」
次に6番以降の「下位打線の強さ」を指摘。
「DH制があることによって、守りは弱いけれども本塁打を打てる体の大きな打者を、ドラフト戦略でとれる。セ・リーグはとれない。その大きな選手たちが、守備は練習すればうまくなる。それでレギュラーになり、本塁打のタイトルをとれる選手が、DH制があることによって増える。それによって下位打線の厚みが強くなる。7番から9番までの打線の厚みが、セ・リーグとパ・リーグでは全然違う」
3年後の交流戦は今のような数字にはならない
来季からはセ・リーグもDH制を導入するが、この点を掛布氏はどうみているのか。
「本当の交流戦のセ・パの戦い方が見られるのは、3年後ぐらいじゃないですか。DH制を踏まえた選手補強をして、その形に慣れるまでは2~3年はかかると思いますので。3年後ぐらいの交流戦はこういう数字(パが63勝)にはなっていない。五分になると思う」
セ・リーグが交流戦で苦戦していることについては、野球解説者の金村義明氏も、同日放送の「金村義明のええかげんにせぇ~!」(MBSラジオ)で言及している。
「去年もそうやった。DH制の慣れも必要でしょうね」
やはりDH制の影響が大きい、との見方を示したのである。
交流戦においてパ・リーグの球団が勝ってばかりでは、ペナントレースの順位に大きな変化が生じない。それが面白くないというプロ野球ファンはいるだろう。来季以降、セ・パの戦力差がどのように変化していくのか、興味津々なのである。
(鈴木十朗)
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