エンタメ
Posted on 2025年08月10日 08:30

「AI生成プロフィールアイコン」なぜ若者から嫌われる? 中年男性に人気でも「詐欺っぽい」と言われる理由

2025年08月10日 08:30

 ソーシャルメディアのプロフィールアイコンは、現代における“デジタル名刺”のようなものだ。ビジネスパーソンなら信頼感、クリエイターならセンスを伝える大切な要素であり、第一印象を左右する。

 近年はAI画像生成ツールの普及で、誰でも簡単に“清潔感あるイラスト風アイコン”を作れるようになった。特にLINEでは、中年のビジネスマンや医師らが採用するケースが目立つ。

 しかし、このAI生成アイコンは若い世代に不評のようだ。SNSでは「どこか胡散臭い」「詐欺アカウントみたい」という声も多く、背景には次のような理由がある。

1. 不自然すぎる仕上がりが“偽物感”を醸す

 AIイラストは均整の取れすぎた顔や質感が特徴だが、それが逆に“作り物感”を強調する。詐欺やスパムアカウントがAIアイコンを悪用する事例も増えており、ユーザーの警戒心を高めている。

2. 著作権や倫理への疑念

 AIは過去の作品を学習して画像を生成するため、「オリジナル性はあるのか」「クリエイターへの敬意がないのでは」といった批判が根強い。特にデジタルネイティブ世代はこうした背景に敏感で、倫理的な理由からAIアイコンを避ける傾向がある。

3. 世代間ギャップによる印象の違い

 中年男性にとっては「クリーンで親しみやすい」自己演出ツールでも、若者には「無理してトレンドに乗っている痛いおじさん」に映る場合がある。この差は、テクノロジーを純粋に楽しむ姿勢と、批判的に評価する美的感覚の違いから生じているようだ

 各メディアの調査では、好印象のアイコンの上位には大概、「風景・自然」、「動物」、「家族・友人との写真」、「キャラクターロゴ」などがくる。自撮りでも過度な加工を避けたナチュラルな笑顔や横顔が支持され、ペットや趣味のアイテムを取り入れた写真・イラストも人気が高い。また、クリエイターに依頼したオリジナルイラストは“没個性”を避ける方法として有効だ。

 プロフィールアイコンは、自分を映す“デジタルの肖像画”だ。AI生成に頼るか、本物の写真やオリジナル素材にこだわるか──その見極め、世代を超えて信頼を築く第一歩になる。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年09月30日 20:00

    「再結集した公明としての新しい出発になる」記者会見で党勢拡大への意欲を示したのは、公明党の西田実仁幹事長だった。中道改革連合の分裂に伴い、離党した公明党出身の衆院議員28人が間髪を入れずに、元の所属先へと復党した。これで衆参両院合わせて49...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年10月04日 11:15

    宮根誠司アナが司会の「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)が10月2日に放送開始から約20年で最終回を迎えた。読売テレビ制作の関西ローカル放送として、2006年7月31日にスタート。2008年3月31日から全国ネット放送を開始すると、一時期...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年10月05日 11:30

    アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/29発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク