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記事全文を読む→「オールスター完全生中継」の謳い文句が「クセ者」なプロ野球ラジオ実況の死活問題
AMラジオキー局のニッポン放送が、7月18日の「フレッシュオールスターゲーム」、19日、20日の「マイナビオールスターゲーム2023」を完全生中継すると発表した。7月12日に檜原麻希社長が定例会見で明らかにしていたものだが、在京ラジオ局関係者が言うには、
「ニッポン放送はプロ野球中継以外の番組で、なかなか聴取率を稼げないのが顕著です。『野球一本足打法』にならざるをえないから、やっている。裏返せば、ナイター中継のスポンサーがこれ以上減ると、中継撤退など死活問題に直結します」
今回の「完全生中継」の謳い文句もクセ者だ。
「18日は富山アルペンスタジアムで行われるため、幹事局はニッポン放送です。スタッフ、解説者などを現地に派遣して中継しますが、19日は東海ラジオ、20日は中国放送制作の中継を丸受け。リポートを担当するアナウンサーも、経費削減で派遣しません」(前出・在京ラジオ局関係者)
さらに悩ましいのが、ラジオ中継でも現地にスタッフを派遣せずに映像を見ながら実況する「オフチューブ中継」が急増していることだ。
「これによって、在京ラジオキー局でプロ野球中継を行っているニッポン放送、文化放送は福岡、札幌のラジオ局からの代理制作中継が激減しており、そのまま収入にも響いています」(ラジオ番組制作関係者)
全ラジオ局で唯一、12球団主催球場どこからでも自社中継できるニッポン放送のパワーダウンは、そのままラジオ業界の衰退を意味している。
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