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記事全文を読む→OB解説者がズバリ指摘!阪神・下村海翔が捕手のサインに首を振ったら「スライダー」DeNA牧秀悟に狙われた「クセ」
阪神は7月21日のDeNA戦(甲子園)に2-1でサヨナラ勝ちしたが、プロ3度目の先発登板となった下村海翔は6回4安打1失点の好投も、初白星には届かなかった。
1回はわずか10球で打者3人をピシャリと抑えるなど、3回まではパーフェクト。しかし0-0の4回一死、2番の牧秀悟に対して3ボール後、2ストライクをとってフルカウントまでもっていったが、次の甘く入った変化球を左翼スタンドまで運ばれた。
続く5回、6回は得点圏に走者を許しながらも失点なし。結果的に6回92球を投げて、自己最多となる7奪三振の快投といえる内容。しかし、打線の援護には恵まれなかった。
下村は試合を振り返り、こう言っている。
「登板を重ねるごとに試合の入り方がよくなってきている感覚があるので、そこの部分は自信にしていきたいと思います。ただ、前回登板と同じように、変化球の抜け球でホームランを打たれてしまっているので、使い方も含めて精度を上げていきたいと思います」
牧に打たれた一発の場面で、サンテレビの試合中継で解説をしていた阪神OBの中田良弘氏と糸井嘉男氏が、興味深いやり取りをしていた。カウント3-2になったあと、下村が捕手・坂本誠志郎のサインに何度か首を振ったのだ。
糸井「首振りましたよ」
中田「首振りました? じゃあスライダーですよ、これ」
糸井「ええ? そんなこと言うていいんですか」
「変化球が頭にあるようなスイングでしたもんね」
直後、牧のバットが快音を響かせた。
中田「ね!」
糸井「ほんとだ。それじゃあ、そのスライダーが…。聞こえたんじゃないですか」
中田「いやいや、傾向がすごい出てたんですよ」
糸井「なるほど、そうなんですか。今日、初めて振った首がね…」
中田「傾向的にもスコアラーはけっこう見てますから。首振ったらスライダー多いよ、っていうのが出てたかもわからないですよね。データ的にね」
糸井「今のスイング見てると、変化球に完璧に合ってますからね。バッター的には変化球が少し頭にあったようなスイングでしたもんね。まさに言われてるように、そういうの(首を振った時の傾向)があるかもしれない」
つまりは下村の「クセ」が読まれていたのではないか、というわけだ。
下村は7月2日のプロ初先発、中日戦(甲子園)で5回2失点、前回7月10日のヤクルト戦(甲子園)は6回2失点と、いずれも試合を作っている。次の登板で初勝利を掴むために、クセの修整が必要かもしれない。
(鈴木十朗)
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