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記事全文を読む→好投しても初勝利が遠い阪神・下村海翔「トミー・ジョン手術の絶望的リハビリ」を救った島本浩也の言葉
阪神は8月2日のヤクルト戦(神宮)に4-3で勝利し、この日、敗れた2位・巨人とのゲーム差を2に広げた。試合では坂本誠志郎捕手のV弾を含む2本塁打が目立ったが、残念なのは、またしてもプロ初勝利がお預けとなった下村海翔投手である。
先発登板した下村は3-1で迎えた4回、二死二塁で代打・西村瑠伊斗の打球を左翼・前川右京が落球する適時失策で、1点差に迫られた。さらに長岡秀樹には左前に運ばれる適時打で同点に。結果として5回7安打3失点(自責点1)だったが、不運に見舞われて白星を掴めなかった。
2024年にドラフト1位で青学大から入団し、いきなり4月にトミー・ジョン手術を受けた。3年目の今年7月2日の中日戦(甲子園)でデビュー以降、4試合はいずれも5回3失点以内に抑えている。初勝利を挙げていてもおかしくない内容だが、なぜか打線の援護がなかったりして、勝利投手になれないのだ。
そんな下村がリハビリ時代を振り返り、今の自分があるのは島本浩也投手(現・日本ハム)のおかげだと明かしている。「熱血!タイガース党 夏の虎の熱覇でととのうSP」(サンテレビ)で語ったリハビリ生活は、
「ボールをようやく投げられるようになった4~5カ月ぐらいまでは、すごい順調にいっていた。そこからがちょっと投げたら痛くて。やっとここまで来たと思ったらまたゼロに戻って…を繰り返していた。燃えるような痛みとか、投げて痛いとか、投げてる時に痛くないのに、終わって何時間かして昼ごはんを食べてたらジンジンしてきたり。寝て起きたら次の日、めっちゃ痛いとか、いろんな痛みがあったんで、何が正解かわからなくなった時もありました」
「信じられないと思うけど、それでも俺は言い続けるから」
苦悩する下村を見ていたのが、トミー・ジョン手術の経験者だった。
「いちばん気にかけてくださったのは島本さんかな、と思っていて。境遇が似ていたので。島本さんもトミー・ジョンした中でも(完治まで)時間がかかった方。症状も自分と似ていた部分があったらしくて、ずっと声をかけてくれたりとか、励ましてくれたりとか、キャッチボール誘ってくれたりとか。島本さんが当時、肘痛い時に先輩に『絶対、大丈夫だから』と言われても、大丈夫じゃないやん、絶対治らんやんみたいな感情になっていたらしくて、信じられなかったけど、そんな俺でも治ったから絶対大丈夫や、みたいに言ってくれて。今、お前は俺の言っている大丈夫という言葉を絶対、信じられないと思うけど、それでも俺は言い続けるから、と言ってくれたのがいちばん嬉しかった」
ようやく復活し、好投を続けているだけに、早く初勝利を手にして欲しい。
(鈴木十朗)
アサ芸チョイス
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