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記事全文を読む→【自民党役員人事の怒号】高市早苗を許さない「やれるもんならやってみろ!全面戦争だ!」参院幹事長交代の不満爆発
高市早苗総理は9月17日、前日の自民党役員人事に続いて新たな閣僚人事を決定、公表した。しかし、いずれの人事にも目玉と言えるようなサプライズはなし。そこには「麻生太郎副総裁を後ろ盾として党内基盤をさらに固めたい」「ライバルを閣内に封じ込めて来年の総裁選を無風で迎えたい」という、高市総理の思惑が透けて見える。
だが、シナリオ通りに行かないのが政治の常。高市総理が推し進める消費税減税(食料品)をはじめとして、自民党内の一部には「反高市」の不穏な空気が漂い始めている。中でも波紋を広げているのが、高市総理との不仲が伝えられる石井準一参院幹事長の、青木一彦参院議院運営委員長への交代劇だ。
石井氏は今年4月に「自民党参院クラブ」を旗揚げした「参院のドン」として知られる実力者だが、高市総理は「石井氏は野党と一緒になって私に嫌がらせをしている」などの不満を周囲に漏らしていたとされる。
石井氏は2026年度予算の成立時期をめぐり、高市総理と意見が食い違ったほか、2025年度中の成立を目指す総理に対し、野党との交渉を重視して年度中の成立を逃すことに。高市総理が憤慨したというのだ。
今回の参院幹事長の交代は松山政司参院議員会長を通じて石井氏に伝えられたが、石井氏に近い参院クラブのメンバーからは「高市総理の差し金」との批判が噴出。高市総理は「党則上、参院役員の人事権は私にない」と批判を一蹴したが、石井氏サイドは「高市総理による越権人事」として反発を強めている。
参院内野党を結成して衆院から送られてくる法案を次々と否決
実は「石井参院幹事長交代へ」の事前情報が自民党内を駆け巡った時、石井氏を囲む参院クラブの強硬派からは、次のような怒りの声が飛び出した。
「やれるもんならやってみろ! 全面戦争だ!」
まさに高市総理に対する露骨な「宣戦布告」である。
全国紙政治部記者が指摘する。
「その後、石井氏を担ぐ参院クラブ内では『反高市』の不穏な動きが加速しています。参院における自民党の現有議席数は、単独過半数を大きく割り込んでいる。高市政権が抱えるこのアキレス腱に着目した参院クラブの強硬派からは『われわれのグループが参院内野党を結成し、衆院から送られてくる法案を次々と否決していけば、高市政権は大きなダメージを被ることになる』との声まで上がっているのです」
石井氏は参院幹事長として、少数与党に転落した自民党と野党各党とのパイプ役を担ってきた。今回の交代劇で野党とのパイプが途絶する上に、石井氏らの参院内野党が反発を強めていけば、高市総理はさらに厳しい国会運営を強いられることになる。
(石森巌/ジャーナリスト)
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