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記事全文を読む→「AIが2020年代に人類を滅ぼす」衝撃の主張まで出た!ロシアとイランから「危ないアクセス」脅威情報報告書
AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。
その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破滅させる可能性があると本気で信じている」と指摘したのだ。
これにアンソロピックの安全性担当幹部エバン・ハビンガー氏も、コクソン氏は正しいと同調する姿勢を示したことで、大きな波紋が広がった。
ハビンガー氏の見解はこうだ。
「今は開発競争に縛られている。どの社も危険を承知の上で、自らやらざるをえないと考えている。人類死滅への問題は個人的には、今後10年以内にその確率は10%を超えると考えている」
この衝撃的な投稿の閲覧は、瞬く間に1000万回を超えた。これを受けて、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOも、オープンAIのサム・アルトマンCEOも、最先端のAI開発を減速させる検討に入ったという。
さて、そんな懸念をアメリカのトランプ大統領はどう受け止めているのか。AI研究者が言う。
「トランプ大統領はAI研究者らの相次ぐ懸念を『全く心配してない』と一蹴し、『AIでは今は中国に勝つことが最重要。そうでなければ我々は、非常に悪い立場に置かれる』と政治力学を強調しました。米中で連携しての規制など、まるで眼中にないようです。それでもアメリカのAI大手では、それなりの自主規制が働く。むしろ懸念があるのは、ロシアや北朝鮮などの国々です」
例えばアンソロピックの最新の脅威情報報告書によると、同社の最新AIモデル「クロード」がロシアと関連するサイバー諜報活動や、イランのプロパガンダ機関などに使用された兆候がみられた。中には生物兵器の開発を支援するため、AI使用へのアクセスがあったという。
国際的枠組みを作り法規制を強めることが必要
政治アナリストが言う。
「これらを本気で規制し、さらにAI自身の暴走を食い止めるにはどうするか。まずは悪意あるAI利用を阻止する早急な国際的枠組みを作り、法規制を強めることが必要です」
そうした法規制に向け、テッド・クルーズ上院議員(共和党)など、一部のアメリカ国会議員が動いているのは事実だ。EUでは8月にAI法が施行、欧州での規制に取り組む兆候はあるが、まだ地球横断的な枠組み作りとは言い難い。
では日本はどうか。前出のAI研究者が強い口調で言う。
「高市政権は骨太の積極財政で、将来の日本の成長戦略の筆頭にAIを掲げ、370兆円を投資する方針を示しました。ならば一刻も早く、日本からも世界に向けて『核をも上回るAI暴走の脅威に歯止めをかける国際的ルール確立を』と声を上げるべき。しかし、日本からの発信はゼロです」
10年以内どころか、2020年代に人間がAIに滅ぼされる、との見解もあるほどだ。時間はもうない。
(田村建光)
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