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記事全文を読む→「中国版エリア51」で撮影された極秘巨大ドローン「マランの怪物」研究者の性能分析結果は驚異的だった!
アメリカの軍事・防衛専門メディア「The War Zone(TWZ)」がとあるドローンの飛行画像を公開し、世界の軍事関係者を驚かせている。画像は中国のSNS上にアップされたものだが、実はこのドローンは昨年、中国西北部の広大な砂漠地帯にある新疆ウイグル自治区の馬蘭(マラン)空軍基地(通称「中国版エリア51」)で撮影された、全長50メートル超の極秘巨大ドローンによく似た形状。もし同一のものであれば、いよいよ飛行実験、あるいは運用が始まったことになる。
昨年5月にこのドローンの撮影に成功したのは「プラネット・ラボ」の地球観測衛星。地球観測用の小型衛星(キューブサット)を多数打ち上げ、世界中の地表を高頻度で撮影・提供している民間宇宙企業だ。
マラン空軍基地で発見されたことで、アメリカの航空宇宙研究者たちはこのドローンを「WZ-X」(通称:マランの怪物)と名付け、性能などについて徹底した分析を行っている。
航空宇宙研究者によると、WZ-Xの最大の特徴は、その圧倒的なスケールと独特な形状。機体の翼幅は約170フィート(51.82メートル)に及び、これはアメリカ軍が誇る主力戦略爆撃機「B-2スピリット」の翼幅(約172フィート)に匹敵する巨大さだ。
昨年、撮影された衛星画像では、非常に珍しい形状のトレーリングエッジ(後縁)が確認されており、この設計は成層圏のような超高空における長時間の効率的な飛行に最適化されたものだという。
中国人民解放軍空軍は正式名称や性能・開発目的をいっさい明かさず
軍事アナリストの解説を聞こう。
「研究者の性能分析によれば、WZ-Xの運用高度は5万9000〜6万6000フィート(1万8000〜2万メートル)。その最大航続距離は1万2000マイル(1万9000キロメートル)を超えると推測されています。中国からアメリカ本土までは、場所にもよりますが、ざっくり言って9000~1万1000キロ程度。理論上は中国からアメリカ本土まで到達できる作りです。この機体が昨年撮影された『マランの怪物』と同一であり、運用が始まったとしたら、アメリカにとって大きな脅威となることは間違いないでしょう」
マラン空軍基地は中国における無人航空機の開発・試験の中核拠点として知られているが、むろん中国人民解放軍空軍は、このWZ-Xの正式名称や性能、開発目的について、公式な発表をいっさい行っていない。先に挙げたデータはあくまでも、航空宇宙研究者らによる分析結果だ。
だが、もしこのドローンが敵の厳重な防衛網やレーダーをかいくぐり、太平洋の広範囲にわたって長期間滞空しながら、アメリカ艦船の動向監視やターゲットの特定、通信中継などを遂行した場合、超大型の戦略偵察プラットフォームとなる。「マランの怪物」の動向を注視する必要があろう。
(ジョン・ドゥ)
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