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記事全文を読む→【宇宙異変ニュース】「土星の南極」に地球13個分の「巨大な十角形」が突然出現して「形を変化させながら東へ移動中」
美しいリングで知られる太陽系の惑星、それが土星だ。ところが今、土星の南極で、巨大なコンパスで描いたような「十角形」が確認され、天文学者たちを驚かせている。
この異様な構造を捉えたのはNASA(アメリカ航空宇宙局)のハッブル宇宙望遠鏡で、9月2日付の英科学誌「Science Advances」に研究論文が掲載された。8日にはNASAも公式サイトで紹介。2023年から撮影されていた画像を詳しく調べたところ、土星の南極を取り囲むように、10個の頂点を持つ巨大な大気の波が浮かび上がっていたというのである。
土星には以前から、北極を取り囲む「六角形」が存在することが知られているが、これは1980年代にNASAの探査機ボイジャーが発見したもの。以降、40年以上にわたって観測されてきた。
ところが今回、発見された十角形の大きさは、直径約16万8000キロ。なんと地球の直径の約13倍に達し、一辺だけでも1万6000キロ以上という、とんでもないスケールなのである。
天体ジャーナリストが解説する。
「土星は2004年から2017年まで、土星探査機カッシーニにより観測されてきましたが、当時のデータではこの十角形は確認されていませんでした。つまりそれ以降、2023年までの間に突如として形成されたことになります」
ハッブル宇宙望遠鏡やジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で追跡予定
研究チームによれば、これは巨大なジェット気流の中に生じた大気の波とみられ、形を変化させながら東へ移動している。たった数年の間に地球の直径の13倍もある十角形の物体が形成されたことに、NASAの研究者らからも驚きの声が出ているという。
はたして十角形がどの程度の深さまで広がっているのか、なぜこれほど規則正しい形になったのか、どのくらいの期間、存在し続けるのか。謎は多いが、研究チームは今後、ハッブル宇宙望遠鏡やジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などによる継続観測で、この奇妙な「宇宙の幾何学模様」を追跡する予定だという。
地球から約13億キロ離れた土星で生まれた神秘。太陽系にはまだまだ、人類が解明できない「自然の造形」が存在している。
(ジョン・ドゥ)
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