土星の第2衛星「エンケラドゥス」は、表面を厚さ20~30キロの氷で覆われた「凍てつく天体」だ。地表温度はマイナス200度。大きさは月の約7分の1程度だが、この惑星には氷の殻の下に広大な海が存在すると考えられ、その水が一定周期で水蒸気や熱湯な...
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12歳の時に竜巻に飲み込まれて視力を失ったものの、その代わりとして、夢により未来を予知する千里眼を得た――。これは「バルカン半島のノストラダムス」と称される、ババ・ヴァンガ(1911年~1996年)のことだ。ヴァンガは「ダイアナ妃の死去」を...
記事全文を読む→2004年の発見時に地球衝突の可能性が指摘され、世界の天文学関係者を震撼させた小惑星がある。古代エジプト神話の混乱と暗闇の神に由来して名付けられた「アポフィス」だ。アポフィスは太陽の周りを約324日周期で公転する惑星で、その直径は約340メ...
記事全文を読む→魚住先生の研究目標を教えていただけますか。橋本一番の目標は、宇宙が動いている仕組みを解明することです。これは多分、我々が生きている間には、何の役にも立たないですが、1000年後に役に立っている可能性が高い。そういうことが科学の営みだと思って...
記事全文を読む→魚住先生はどうして物理学者になろうと思われたんですか?橋本僕は小さい時から数学だけは得意だったんです。高校の時に、世の中には数学者という職業があることを知りまして、数学者になろうと、京都大学の理学部に入りました。ところが、数学者は学校の試験...
記事全文を読む→顕微鏡でしか見えない0.5ミリという小さな体でありながら、凍える寒さの中では老化を停止し、人間の致死量の1000倍もの放射線を浴びても死ぬことはない。それが最強生物として知られる「クマムシ」だ。もうすっかり姿を見なくなった、「あったかいんだ...
記事全文を読む→米ニューヨーク・タイムズ紙が「宇宙での孤独に終止符を」と題し、宇宙人からの電波メッセージ受信を試みる物理学者らの挑戦を記事に掲載したのは、1977年のことだ。それから47年。あまたの科学者らが、宇宙望遠鏡を用い、数多くの太陽系惑星を発見しな...
記事全文を読む→エーゲ海のクレタ島北西に浮かぶ小さな島、アンティキティラ島。この島の近海に沈んでいた船から1901年に発見された、古代ギリシャの遺物がある。研究者の間で「世界最古のコンピューター」と称される「アンティキティラ島の機械」がそれだ。実はこの機械...
記事全文を読む→一般的に、正式に叙勲された騎士は、盾などに出自を明らかにする紋章を描くとされる。だが、それをあえて塗りつぶし、影として闘うのが、黒騎士ことブラックナイトだ。実は宇宙にも、この名称がつく謎の物体が存在する。一説によれば、それはおよそ1万300...
記事全文を読む→NASAの小惑星探査機「OSIRIS-REx」により、地球から1億マイル(約1.6億キロメートル)離れた小惑星「ベンヌ」から持ち帰ったサンプルが、一般公開されている。その模様が「NASA TV」をはじめ、NASAのウェブサイトでライブ配信さ...
記事全文を読む→ロマンの宝庫、宇宙には解明されていない謎が山のようにある。ここでは宇宙誕生のカギとされる重大なものを紐解いてみたい。宇宙の初期段階には薄いガスしかなく、そのガスが重力によって高密度になり、それが恒星や銀河を形成した…というのが、ポピュラーな...
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