今季でレッドソックスとの6年契約が切れる松坂大輔(31)は現在、リハビリ中。昨年6月に手術した右肘は当初の予想以上に回復が早く、夏頃復帰のシナリオが5月中に‥‥などと報じるメディアもあるほどだ。
「結局、メジャーに残れるかどうかは、いつ投げるのかと成績しだい。仮に手術前と変わらない状態なら、あの高年俸では引き取り手はないだろう。その場合、日本球界復帰が現実的になってくる」
こう話すのは、松坂の近況に詳しいスポーツ紙デスクである。満足のいく成績を残せなければ、年俸1000万ドル(約8億3000万円)は確かにネックとなる。こうした「有事」に備え、虎視眈々と狙っている球団があるという。デスクが続ける。
「横浜DeNAです。スター選手がいないのが悩みで、今年1年は中畑清監督の人気で観客動員が増えても、それだけで来年以降も引っ張れるかどうかわからない。今オフ、来季の目玉として松坂を獲ればDeNAはメディアに露出し続けられ、登板日だけでも球場は満員になるでしょう。予告先発も導入されますし」
そういえば、横浜高校出身の松坂はドラフト会議の際、地元横浜への入団を希望していると報じられた。だがこれだけでは、入団という現実にはまだ遠い。実はDeNAは、すでに手を打っていたのである。DeNA関係者がささやく。
「友利結投手コーチを招聘したことです。友利コーチは西武時代から松坂をとてもかわいがっており、松坂にとっても友利コーチは一番の兄貴分。しかも友利コーチはレッドソックスの巡回コーチだった。これは松坂獲りを見据えた布石であり、『特命人事』なんです」
メジャー担当記者もこう証言する。「2人は今も連絡を取り合っているようです。友利コーチが松坂の肘の具合を聞いたり。松坂もあれこれ相談している。先輩後輩として個人的に接触する分には、タンパリングには当たらないでしょうから」
仮に、メジャー復帰後の松坂が年俸に見合った成績を残せずにシーズンを終えた場合、レッドソックス残留、あるいはメジャー他球団へ移籍するには大幅な減俸、あるいはマイナー契約の可能性も浮上してくる。
「アメリカでくすぶるより、日本に帰ってパフォーマンスを見せたほうがいいとの考えが松坂にはあるようです。まだ若いですから、日本で『調整』をしてメジャーに戻ってもいい」(前出・メジャー担当記者)
DeNAが松坂を獲得するにあたって問題になるのは、肘の状態をどう見るか。スコアラーをアメリカに派遣してチェックしたとしても、松坂から本音を聞けるわけではない。
「しかし、友利コーチなら直電できる。ナマ情報も本人から聞くことができます。球団は、松坂が1年だけの腰かけ在籍でもかまわないと思っている。年俸5億円程度なら、十分に元は取れると計算しています」(前出・DeNA関係者)
宣伝マン監督とスター右腕のコンビなら、DeNA人気は“絶好調”間違いなしだが。
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