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Posted on 2026年01月10日 10:02

WBC「大谷翔平ボム」が最強アメリカ軍を討つ!(3)村上は前回大会の復調再現を

2026年01月10日 10:02

 ところで、戦前から侍打線は苦戦が予想される。大谷はMLBの超一流投手陣から徹底的にマークされる公算が大きく、

「1人だけ打力がズバ抜けていますからね。極端な話、全打席敬遠されると打線の攻撃力は半減してしまいます。大谷の後ろを打つバッターが不甲斐ないと、最後まで勝負を避けられることになりますからね」(大久保氏)

 そこで鍵を握るのが、今オフにヤクルトからホワイトソックスに移籍した村上宗隆(25)の動向だ。

「移籍1年目ですが、WBC出場をすでに表明。移籍条件に『WBC出場』を盛り込んだと言われています。パワーはMLBでも長距離砲のカテゴリーなので、中軸を任されるのは確実です。まだ出場を表明していませんが、岡本和真(29)、鈴木誠也(31)らとともに機能すれば、虎の子の1点を叩き出して米国代表とのロースコアゲームを制するばかりでなく、大谷弾に点火する役割も担えます」(スポーツ紙デスク)

 不安視されているのはホワイトソックスとドジャースのスプリングキャンプ地が隣接していることだという。

「両チームともアリゾナ州グレンデールの『キャメルバックランチ』という練習施設を使用します。となれば、両チームを行ったり来たりする報道陣も少なくない。大谷の状態は嫌でも記者づてに村上の耳にも入るでしょう。前回大会でもレベルの違う大谷の打撃練習を目の当たりにしたショックで調子を崩しましたが、今回も大谷の情報を過大に意識して調子が狂わないかが心配です」(スポーツ紙デスク)

 前回大会では、準決勝のサヨナラ打や決勝戦の同点アーチと最後に復活を見せただけに、逆に吉兆と言えるかもしれない。

 村上同様にホットコーナーのレギュラー候補には佐藤輝明(26)も控える。

 日本の中軸候補がそろって好調であれば言うことなしだが、そこに関心のないライバル国もいる。大谷包囲網を敷くことしか頭にないのはベネズエラだ。

「準々決勝や決勝ラウンドで戦う可能性があります。同国には、25年の地区シリーズで大谷を打率0割7分1厘に抑えた、フィリーズのサウスポー・トリオのうちヘスス・ルサルド(28)とレンジャー・スアレス(30)が代表メンバーに選ばれる見込みです。大谷に故意死球を与え、日本では無双だった元阪神のロベルト・スアレス(34)もクローザーに控えるだけに、リードされて最終回を迎える展開だけは避けたい」(友成氏)

 さらに、ダークホースとして立ちはだかりそうなのがプエルトリコだ。

「目ぼしい戦力候補は先発のホルヘ・ロペス(32)、クローザーのエドウィン・ディアス(31)、フランシスコ・リンドーア(32)ぐらいです。いつも出場メンバーは大したことないのに毎回、準決勝以上に進出してきた実績があります。それも現役時代にカリスマ捕手としてチームを率いていたヤディヤー・モリーナ監督(43)の力です。選手時代から2Aや3Aクラスの投手を巧みにリードして、120%の力を引き出していました。その手腕は監督としても生きています。個の力が弱くても油断してはいけません」(友成氏)

 ライバルに競り勝つためにも、大谷以外の打線爆発が命題となる。前回大会でヘッドコーチを務めた白井一幸氏が「提言や意見する立場にはありませんが」と前置きしてこう振り返る。

「前回は、メンバーの強みを生かした戦い方に徹していました。これまでは、スモールベースボールを重視するチームもありましたが、当時は村上や岡本ら長打力のあるバッターが選出されていたので、ホームランを含めて、得点がいちばん入るオーダーを組んでいました。これからメンバーが発表されますが、個々の特徴を強みにした自分たちの野球をすることが最大のポイントだと思います」

 1月上旬に発表される侍メンバーには、前回以上の破壊力が求められる。

 大舞台には伏兵の活躍も欠かせないが、連覇の主役はあくまで大谷であることは間違いない。大谷のバットが“ボム”のごとく爆発した時こそ、最強軍団を蹴散らす栄光が約束されるのである。

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