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Posted on 2026年02月19日 13:00

ミラノ五輪ショック!女子フィギュアの「スケスケ&ヒラヒラ衣装」が見納めになるかもしれない「黒パンツ」の大きなメリット

2026年02月19日 13:00

 日本人3選手がショートプログラムを終えて、全員が金メダル射程圏内にいるという、史上最強の女子フィギュアスケート日本代表。エース・坂本花織が肌色の布地や透け感ある素材を効果的に用いたレオタードなのに対し、SP1位の中井亜美は開催地イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の名画「道」の悲劇のヒロイン、ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)をオマージュしたボーダーシャツに黒いスカートで登場した。

 ミラノはプラダやアルマーニ、ヴェルサーチ、ドルチェ&ガッバーナなど、ラグジュアリーブランドの本店や本社が集まるモード最先端の街。ここで女子フィギュア選手の衣装に「ある変化」が起きている。
 中井の黒ボトムスのほかにも中国の張瑞陽、4回転トゥーループで注目されるロシア出身の中立選手(AIN)アデリア・ペトロシアンがそれぞれ、黒パンツ姿で出場。女子フィギュアのコスチュームの象徴であるスケスケ、ヒラヒラを封印した。

 黒いボトムス、黒パンツにはメリットがあるという。白い氷上でのジャンプやステップの精度を視覚的に強調でき、審査員の印象を良くして得点アップを狙える。坂本も昨シーズンのエキシビション演技などで、黒いジャンプスーツを着用していた。

 過去には羽生結弦や中野友加里の衣装が破れたことがある。坂本の衣装も2023年シーズン、演技中に左脇などきわどい箇所が2カ所も破れ、シーズン中の修繕を余儀なくされた。肌色のレオタード地はそれなりの強度があり、伸縮に合わせて縫製もしっかりしているが、透け感あるヒラヒラの部分はそうはいかない。
 シースルー生地や淡色を使うより、黒や濃色のコスチュームの方が、盗撮被害には遭いにくい。転倒した拍子に布地が破れて肌があらわになる心配がないからこそ、ペトロシアンも果敢に4回転ジャンプに挑めるのだろう。

 ミラノ発、10代の選手が露出度を抑えた中性的なコスチュームに身を包むことには抗えない、時代の流れなのか。女子競泳の水着はすでに機能性を重視したロング丈が主流になった。ペア金メダルの三浦璃来、女子シングル坂本ら女子フィギュア選手の鍛え抜かれた太腿が強調されたコスチュームは、今冬季五輪で見納めとなるかもしれない。

(那須優子)

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