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Posted on 2026年02月23日 10:00

連盟の「ありえない大失態」でミラノ五輪出場を阻まれたドン底の「ボブスレー日本代表」は五輪期間をどう過ごしたか

2026年02月23日 10:00

 ミラノ・コルティナ冬季五輪ではスノーボードやスピードスケートをはじめ、女子フィギュアスケートでは坂本花織が銀メダル、中井亜美が銅メダルを獲得するなど、日本勢が手にしたメダルの総数は冬季五輪では最多記録を更新した。
 どの競技にも順位がつく。この4年間、全てをかけて競技に打ち込んでも、メダルに手が届かない選手の方が多い。そんな光と影はつきものだが、出場権を勝ち取り、五輪出場を果たした選手はまだ救われる。ところが今回、人為的なミスにより、出場そのものを阻まれたケースがある。ニュース報道で知った人もいるだろう。ボブスレー日本代表だ。

 他競技の活躍が脚光を浴びる中、改めて日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟の不手際が、ここにきて掘り返されるかもしれない。長年、五輪種目を取材してきたスポーツライターが話す。
「ボブスレーやリュージュ、スケルトンは日本ではマイナー種目であり、今回の五輪ではほとんど放送もされていませんが、選手たちは当然、五輪出場を目指していた。ところが1月13日に連盟の不手際により、出場できなくなったのです。出場権獲得のルールが変更になっていることを、把握していなかったのです。解釈ミスのひと言で片付けるのはどうかと思いますね」
  
 この変更では、2人乗りのボブスレーで五輪出場を目指す場合は世界ランキングだけでなく、4人乗り競技でも国際大会の出場が義務付けられていた。
 ところが今季は五輪出場の可能性がある2人乗りだけに特化していたため、仮に出場権を得られる成績を残しても、当初から五輪の舞台に出る可能性はゼロだった。

「選手たちはある意味、これまでの努力が骨折り損のくたびれもうけだったことになる。連盟のミスが判明した後に『ここまでの努力は何の意味もなかったんだと思った。涙が止まらなかった』と意気消沈していた選手がいましたが、その傷は癒えているんでしょうか。どんな気持ちで五輪期間を過ごしているのか、考えると胸が痛いですよ」(前出・スポーツライター)

 連盟の担当者が記者会見し、謝罪した直後は批判が殺到したというが、現在はかなり鎮静化。このままうやむやにすることなく、五輪終了後に再びクローズアップされてもいい。

(阿部勝彦)

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