スポーツ
Posted on 2026年09月02日 13:15

「要注意」情報が出回る広島の剛腕ターノックが「別人」になって「最下位争いに消耗」惜しすぎる使い方

2026年09月02日 13:15

 バンテリンドームナゴヤで行われた9月1日の中日×広島戦は、広島の床田寛樹が8回1失点と好投し、勝利した。8月30日に広島がヤクルトに勝ち、中日がDeNAに敗れたため最下位が入れ替わり、5位・広島、最下位・中日の順となっていた。9月1日の直接対決で広島が勝ったことで、両チームのゲーム差は1である。

 出色なのは、9回を締めた広島のターノックだろう。セーブポイントが付く場面ではなかったが、150キロ台後半の剛速球を連発。二者連続三振を含む力投で、最後は石川昂也を三塁ライナーに打ち取った。中日球団関係者が嘆息する。
「『ターノック要注意』の話は出ていたんです。ファームでは無双状態で、8月26日のDeNA戦で約1カ月ぶりの1軍復帰登板を果たした際も、150キロ台後半の剛球を投げていました。前半戦は四球で走者をためて、ストライクを取りにいったところを痛打されていた。それとはまるで別人です」

 ターノックは先発投手としてスタートしたが、6月27日の阪神戦から中継ぎに配置換えされた。その試合で「剛腕の片鱗」を見せていたのだが、翌28日には右股関節唇の損傷が発覚し、チーム離脱となる。
 中継ぎへの配置転換は先発で結果を出せなかったからだが、2月の日南キャンプ中、新井貴浩監督は、
「いい真っすぐを投げる。威圧感がある」
 と第1クールの時点で絶賛していたそうだ。

「ウチに来い」というラブコールに変わるかも

 アメリカでのキャリアを確認すると、昨年はマイナーで29試合に登板。うち先発は19試合で、イニング数を上回る奪三振を記録していた。
「ケガが多く、メジャー昇格のチャンスを掴んでもモノにできず、マイナー数球団を渡り歩いていました。先発でやっていきたいようですが、中継ぎが合っているのかもしれません。剛速球を投げる力投型で、でもその出力をもち堪えるだけの体の強さがないんです」(アメリカ人記者)

 中継ぎ再スタートとなった8月26日は、大瀬良大地もブルペン要員としてスタンバイしていた。中日との「最下位脱出争い」でスタートした9月だが、8連戦の後に9連戦というタイトスケジュールになっている。

 新井監督は「リリーバー・ターノック」に自信を持っているのは間違いなさそうだが、剛腕を最下位争いに消耗させるのはもったいない限り。契約年数は正式には発表されていないが、単年のようだ。広島戦で確実に勝ちを拾いたいために出た他球団の「要注意警報」が、「ウチに来い」という「ラブコール」に変わるかもしれない。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年09月30日 20:00

    「再結集した公明としての新しい出発になる」記者会見で党勢拡大への意欲を示したのは、公明党の西田実仁幹事長だった。中道改革連合の分裂に伴い、離党した公明党出身の衆院議員28人が間髪を入れずに、元の所属先へと復党した。これで衆参両院合わせて49...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年10月04日 11:15

    宮根誠司アナが司会の「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)が10月2日に放送開始から約20年で最終回を迎えた。読売テレビ制作の関西ローカル放送として、2006年7月31日にスタート。2008年3月31日から全国ネット放送を開始すると、一時期...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年10月05日 11:30

    アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/29発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク