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記事全文を読む→「孤立して試合中に遠い目」広島・新井貴浩監督を救えるコーチが「オリックスから帰還する」本気の待望論
3連休2日目の10月11日、オリックスバファローズが水本勝巳巡回統括コーチをはじめとする4人のコーチの退団を発表した。10月4日には波留敏夫ヘッドコーチ、川島慶三打撃コーチの退団も明らかになっているので、計6コーチが入れ替わる大幅な刷新となる。
今季は3年ぶりのBクラス低迷。首脳陣を入れ替えるのはやむをえない選択だろう。
ここで聞こえてきたのは、広島カープの人事である。「水本コーチが広島に帰還するのではないか」というものだ。
水本コーチは元広島選手で、ブルペン捕手、ファームコーチなどを長く歴任してきた。「広島コーチ」のイメージが強いのだ。
水本コーチの経歴を振り返れば、1989年にドラフト外で広島に入団。わずか2年で現役に見切りをつけ、その後は「ブルペン捕手」となり、裏方としてチームを支えてきた。
2007年シーズン途中からはコーチ業を兼務し、以後はファームコーチ、2016年から4年間は2軍監督を任された。
広島2軍監督を退いた翌2021年からオリックスコーチとなり、中嶋聡政権でヘッドコーチに。
岸田護監督に交代した2025年もヘッドコーチだったが、今季から巡回統括コーチに配置換え。
「ヘッドコーチまでやった人が巡回コーチに配置換えされるのはちょっとヘンだと思いましたが、契約任期を全うしたいとする水本コーチなりの筋の通し方だったと思います」(球団関係者)
厳しい指揮官と選手の間に立ち他のコーチとの間もとりなした
この水本コーチの広島帰還説が出た理由だが、まず新井貴浩監督にとって「甘えられる存在」であること。オリックスでは中嶋監督時代、厳しい言動が多かった指揮官と選手の間に立ち、他の担当コーチとの間もとりなして、絶対に監督を孤立させなかった。
今季の新井監督はグラウンド外のトラブルが起きるたびに頭を下げ、試合中は遠くを見るような目をしていた。その周りには誰もいないことの方が多く、「水本コーチなら新井監督を救える」と思われているからだ。
「GMとして辣腕を振るった元ヤクルト監督の小川淳司氏の広島フロント入りが報じられました。トレードなどの補強面を任されるようですが、来季のコーチ人事に関する話はまだ出ていません」(広島メディア関係者)
話は変わるが、工藤公康氏が中日の監督就任の条件として求めたのは、フロントの本気度だった。監督だけではチーム再建ができないからだ。広島はライバル球団の動きを見て、どう思ったのだろうか。
(飯山満/スポーツライター)
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