スポーツ
Posted on 2026年10月14日 11:30

新監督選びより熱い!中日と巨人が繰り広げる「井端弘和コーチ」ガチンコ争奪戦

2026年10月14日 11:30

 クライマックシリーズ(CS)ファイナルステージ開幕の裏では監督ではなく、あるコーチの争奪戦が静かに激しさを増しつつある。野球日本代表の井端弘和前監督だ。それも来季、中日か巨人のコーチ入閣情報が流れている。

 まずは出身球団の中日からみていこう。10月13日に、4人のコーチが大量退団した。来季就任する見込みの工藤公康監督の体制から完全に外されたのだ。
 井上一樹前監督が連れてきた松中信彦打撃総括コーチ、2021年オフに立浪体制を支えるべく投手陣再建に向けて1軍に昇格した落合英二投手コーディネーター、現役時代は生え抜き4番としてチームを支えた平田良介外野守備走塁コーチ、さらには中村豊2軍外野守備総合コーチである。

「松中コーチは現役時代の最終盤、ソフトバンクを指揮する工藤監督から事実上の構想外と同じ起用法を貫かれて引退。落合コーチは韓国やロッテでのコーチの実績を買われ、中日フロント陣がコーチングスタッフの重要ポストに置いていた」(中日担当記者)
 これまでの流れを一気に消し去る「道連れ退団」である。中日フロントではコーチングスタッフの人事について、工藤新監督から「お任せします」という言質をとっている。
 フロントの意向と現場の状況のパイプ役のためにも、井端氏にはヘッド格以上の「要職」でオファーしたい意向だ。

 工藤新監督は井端氏と面識はないが、ともに指導者としての評価は高い。WBCで世界一を奪還した栗山ジャパンの次の日本代表監督候補として、
「最後までリストアップされていたのが井端さんと工藤さんです」(古参の野球担当記者)

「高橋由伸監督」再登板なら一気に現実味を増す

 工藤新監督は昭和時代の根性路線ではなく、多くのデータを重視した理論的な指導でソフトバンクを強豪球団に押し上げた。そして井端氏も、
「日本代表のユース世代からデータを重視した叩き上げにより、日本代表監督になりました」(前出・古参の野球担当記者)。

 では、巨人はどうか。次期監督の最有力候補に挙げられる高橋由伸氏の再登板となれば、井端氏の入閣は一気に現実味を増してくる。2人は巨人時代だけでなく、アマチュア時代からの親交があり、
「なにしろ、読売グループが長年ラブコールを送り続ける松井秀喜氏と強い信頼関係を持ち続けている」(巨人OB)
 高橋氏が巨人を率いた2016年から2018年には、井端氏はコーチとして支え、同時に退団している。

 巨人は打撃不振で苦しんだ今季を検証した上で、ゼラス・ウィーラー、イ・スンヨプという2人の打撃コーチは退団が濃厚とされる(その後、イ・スンヨプ打撃コーチの退団が発表)。コーチ陣の顔ぶれは一新することだろう。中日と巨人は親会社がともに新聞社というライバル関係があるが、「井端争奪戦」を制するのはどちらなのか。

(小田龍司)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年10月05日 11:30

    アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年10月08日 06:30

    夏の猛暑期に冷房を限界までフル稼働させていた愛車。カレンダーが10月になり、エアコンの設定を除湿冷房から暖房や送風へと切り替えた瞬間、送風口からモワッと漂う「酸っぱい嫌な臭い」に思わず顔をしかめた経験はないだろうか。その異臭の主因は、夏場に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年10月06日 18:00

    昨年、アサヒグループホールディングスに不正アクセスを仕掛けた海外ハッカー集団の中枢メンバーが、なんと大阪で捕まっていた。10月6日の各国における報道によれば、日本の捜査当局が拘束したのは「Qilin(キリン)」の中心人物とされる28歳で、ロ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク