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記事全文を読む→エンディングテーマ曲を歌う「news23」であのちゃんが語った大マジメで真剣な「歌唱論」
「あんな変わった声で喋る、いつもタメ口の子の歌がなんで?」
世の中にはそんおじさん&おばさんが多数いることだろう。しかし10月21日の「news23」(TBS系)に生出演したあのちゃんの姿を見て、彼らも少しは認識を改めたに違いない。
黒を基調とした、いつもに比べるとおとなしい服装で登場したあのちゃんは、一人称は普段通りに「僕」ながら、質問に真摯に答えていた。
「ニュース番組から『エンディング曲を』っていうお話があった時、どんな感じがありましたか」
キャスターの小川彩佳がそう質問したのは、10月1日から新しく変わった「news23」のエンディングテーマ曲を、あのちゃんが歌っているからだ。タイトルは「23時」。
1989年10月に「筑紫哲也NEWS23」としてスタートしてから、数々の豪華アーティストの歌が、番組の締めくくりを彩ってきた。その一部を挙げるだけでも、井上陽水、サザンオールスターズ、小田和正、忌野清志郎、中島みゆき、玉置浩二、カルメン・マキ、坂本龍一、竹内まりや、スピッツ、宮本浩次……等々とバラエティー豊か。その歴史に、あのちゃんが新たな1小節を加えた。
それにしても「ラヴィット!」(TBS系)に初出演した時、「正解」ではなく「笑い」を求められる大喜利タイプのクイズで、共演する芸人達の面目が丸潰れになるような尖った回答を連発。日本の朝を震撼させたのが、2021年10月13日のことだ。まさかその5年後に、同じ局の報道番組のエンディングテーマを任せられるとは、誰が予想できただろう。
「ラヴィット!」の件に関しては「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すればレギュラーメンバーより笑い取れる説」によるドッキリであり、あのちゃんの回答は、別スタジオの芸人達がインイヤーモニターで指示していたことが判明した。
だが、たとえ誰かに操られなくとも、そもそも彼女のバラエティー能力が高いことは、その後に出演した数々のバラエティー番組やトーク番組で立証されている。
「届くべき人」に入っているのはあなたかもしれない
さらに女優としてドラマや映画にも出演。歌手、アーティストとしても2023年の「NHK紅白歌合戦」に初出場している。さらに……まあ、あのちゃんファンの筆者がこれ以上、語るとキリがないのでこのくらいにしておこう。
さて、前述した小川キャスターの質問に、あのちゃんはどう答えたか。
「僕や僕が作る音楽に、ポップなイメージがすごい先行してあって。(それは)良くも悪くも弊害で。届くべき人とか、まだまだいるんじゃないかなと思って。その『届かないもどかしさ』みたいなのをちょうど抱えている時に、こうやって自分の音楽が社会だったり、身近な周りに触れられる、いい機会を頂けたなと思って」
彼女が言う「届くべき人」の中に、もしかしたらあなたが入っているかもしれない。普段「あのちゃん?」と顔をしかめるような人こそ一度、彼女の歌声を聴いてみてはどうだろうか。
ニュースを見て「今日1日の自分って、なにか意味があったんだろうか」なんて思うようなことがあるなら、きっと寄り添ってくれるから。
(堀江南/テレビソムリエ)
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