日本中に衝撃が走った藤圭子の飛び降り自殺──。若い世代には「宇多田ヒカルの母」であるが、70年代の歌謡曲黄金期には「閃光」として降りそそいだ存在。ただし、その光は虹色ではなく、暗くうごめく怨念の色である‥‥。これより、藤圭子を〈別れの旅〉へ...
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心境の変化は、作品にも表れている。歌手・吉幾三といえば「雪國」や「酒よ」といったカラオケの定番の演歌から、元祖和製ラップの金字塔としても評価されている「俺ら東京さ行ぐだ」のようなコミックソングまで、実に幅広いジャンルの音楽に携わってきた。し...
記事全文を読む→「酒よ」や「雪國」などのヒットで知られる吉幾三は、今年3月でデビュー40周年を迎えた。しかし、その直前、相次いで大病を患い、歌手生命に赤信号がともっていたというのだ──。「実は、デビュー40周年を迎えるにあたって、健康診断をしたんですよ。す...
記事全文を読む→突然の緊急入院の報道は、多くの歌手仲間にも衝撃を与えた。中でも“兄弟”と呼び合う間柄の山本譲二(63)は、吉の入院直後にみずからのブログでこう心情を吐露している。〈お前が元気じゃないと、俺の人生は無に等しいのだから。頑張ってくれ、吉幾三!俺...
記事全文を読む→やはり、酒の席には演歌がよく似合う。連日、歌声が絶えない有名人のお店を一挙、紹介しよう。*9年ぶりの新曲「流れて、女」で演歌に初挑戦した林寛子(53)がオーナーを務めるのが、雪谷大塚のカラオケサロン「ラブリー寛寛(カンカン)」。「ウチは音響...
記事全文を読む→演歌にとどまらない活動で人気を博してきた坂本冬美(45)。アンケートで8位にランクインし、社会現象にもなった「また君に恋してる」(以下また恋)は、定番として誰からも愛される珠玉の一曲となった。*「この曲は、もともとビリー・バンバンさんがCM...
記事全文を読む→本誌アンケートで6位に入った「みちのくひとり旅」(以下みちのく)といえば、山本譲二の代表作にしてミリオンセラーの定番曲だ。「男の世界」を歌わせたら天下一品のジョージ兄ぃにその“秘密”を明かしてもらった。*──本誌の1000人アンケートで、「...
記事全文を読む→一方、酒の席でしんみり聴かせるなら、吉幾三(60)が欠かせない。「雪國」が11位。「酒よ」が15位に入り、根強い人気がうかがえる。「日本酒、特にお燗を飲みながら聴くなら絶対コレ。寒い故郷の冬景色が思い出される」(埼玉県・66歳)このあたりが...
記事全文を読む→年末の紅白でJ-POP歌手たちの曲を聴いて、“こんなのどこがいいんだ”と憮然とした人も多いのでは。アサ芸世代の心に沁みるのはやっぱり演歌。魂を揺さぶられた名盤100曲を、本誌恒例のアンケートで振り返る。「歌は世につれ世は歌につれ」の名調子と...
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