5月15日、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が放送回数1万1000回を迎えた。昭和51年にスタート、43年もの年月をかけて大記録を達成。それを記念して、この日のゲストは加山雄三、泉ピン子、和田アキ子と豪華な顔ぶれ。記念回に華を添えた。「徹子の...
記事全文を読む→加藤和也
戦後の日本を照らしてきた“昭和の歌姫”美空ひばりが、52歳でこの世を去ったのが平成元年だった。デビューして以来、約500曲ものオリジナルソングをレコーディングし、その多くが名曲として語り継がれ、聴き継がれていることは、もはや説明の必要はない...
記事全文を読む→ちょうどこの頃、ひばりは病室でファンへのメッセージを録音する。それはこんな内容だった。〈私自身の命ですから、私の中にひとつでも悩みを引きずって歩んでいくわけには参りませんので、後悔のないように、完璧に人生のこの道を歩みたいと願っているこの頃...
記事全文を読む→それでも翌日の福岡公演は予定どおりに行われ、7日の小倉でのコンサートが、ひばりの最後のステージとなった。楽屋にはベッドや酸素吸入器が持ち込まれ、緊急手術ができるよう、医師も待機していた。華やかな表舞台とは打って変わり、バックステージは修羅場...
記事全文を読む→公演先の福岡で股関節や太腿に激痛を感じ、済生会福岡総合病院に緊急入院。精密検査の結果、慢性肝炎および大腿骨骨頭壊死と診断された。慢性肝炎の原因は明らかに酒だった。「いずれ人工関節を入れる手術が必要ですが、脾臓が肥大しているため、白血球が減少...
記事全文を読む→今なお歌謡界のカリスマとして人々の記憶を強烈に揺さぶる昭和の大歌手、美空ひばり。6月24日の命日は今年、ちょうど25回目を数える。病魔に侵された彼女は「最後の800日」をいかにして過ごしたのか。「運命」を悟り、絶望の言葉を漏らした「病床秘話...
記事全文を読む→ひばりの長男(養子)であり、没後もプロダクションの代表を務める加藤和也は、母の晩年を密な形で過ごしている。そばにいることで知った「美空ひばりという商品」を、こう明かしたことがあった。「入院して1週間もしたら、長期公演の話が4つくらい舞い込ん...
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