芸能

悪女への不合格発表(3)美川憲一「はるな愛とロケそっちのけで路上説教」

 大御所タレントの美川憲一(66)が人目をはばからず大説教をかましたという。その相手は、後輩の「オネエタレント」だった。“事件”の目撃者が明かす。

「その瞬間、現場は文字どおりカチーンと凍りつきました」

 その現場とは、昨年、美川憲一とはるな愛(40)の2人のオネエ系タレントが、東京・根津をぶらぶら散歩する番組「美川憲一&はるな愛のぶらり旅」の収録中でのことだった。当初、何事もなく収録は進んでいたのだが、屋外ロケだけに思わぬハプニングに見舞われたのだという。突然見物人の一人の少年が、

「オカマ2人が歩いている!」

 と、小バカにするようなヤジを飛ばしたのだという。この言葉にカチンときたのが、美川だった。

「素人の言うことだし、相手にせず難なく見過ごすのかと思ったんですが、ムシの居どころでも悪かったのか、美川さんがみるみる不機嫌になったんです」(前出・目撃者)

 ふだんは温厚で知られる“大御所”の急変に、撮影に水を差した少年もバツが悪くなり、2人にワビを入れた。そこに一緒にいたはるなが大人の対応のひと言で反省を促したのだ。

「私たちはオカマだけど、バカにしたような言い方はしないで」

 それで話は一件落着‥‥かと思いきや、このとっさのひと言がさらに美川の機嫌を逆なでしたという。

「アンタと一緒にしないでよ!」

 と言うと、プイッとへそを曲げ、撮影は中断に追い込まれる騒動になったのだ‥‥。

 これまで、美川の旅の相方は、神田うの、浅田美代子、桜塚やっくんが務めてきたが、はるなも“新相棒”不合格の憂き目だけは何とか避けたかったのだろう。

「その後、はるなとスタッフが必死で頭を下げたこともあり、何とか美川さんの怒りは収束した様子でした」(前出・目撃者)

 間もなくして収録は再開され、美川も大人の対応でいつもの笑顔で撮影に戻っていたという。

 それにしても、大御所の逆鱗に触れてしまった理由とは?

 芸能レポーターの佐々木博之氏が解説する。

「美川さんとはるなでは“ゲイ歴”がまったく違います。それに、最近では簡単にオネエ系などの言葉でひとくくりにされていますが、長年、紅白に出演してきた実績もある美川さんが怒るのももっともな話ですよ」

 10年に19年連続の紅白連続出場記録がとだえ、昨年秋には長年所属した事務所からも独立し、心機一転を図る美川。

「独立後も、新曲『金の月』をリリース、歌手業以外でも西麻布に鉄板焼き店『みかわ』をプロデュースするなど、まだまだ意欲的に活動中です」(前出・佐々木氏)

 いっそ、はるなとの異色デュエットで紅白復帰を狙ってはどうだろうか。

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
派兵10万人超に!万単位の前線戦死者続出で「金正恩斬首クーデター」が勃発/北朝鮮「ウクライナ大派兵」の断末魔【後編】
2
あぁ牧秀悟が…下剋上「日本シリーズ進出」DeNAに巨人ファンの恨み節が止まらない「2020年のドラフト会議」
3
強制収容所より恐ろしい「北朝鮮将校6名爆死」で前線から兵士が逃げ出した/北朝鮮「ウクライナ大派兵」の断末魔【前編】
4
49戦して21敗「戦国最弱大名」は生涯落城経験9回の「弱い方のオダ」
5
オリックス監督を退任した中嶋聡が「日本ハムの次の監督候補」に加わった「過去の恩義」