芸能

HIROが後押し!三代目 J Soul Brothers登坂広臣、俳優デビューの裏事情

20141225tosaka

「三代目 J Soul Brothers」の登坂広臣が初演技に挑戦した映画「ホットロード」での好演が評価され、このほど発表された「報知映画賞」では新人賞を受賞した。

「原作は28年前の少女マンガで、昭和の遺物ともいえる暴走族モノ。能年玲奈の『あまちゃん』後初となる作品だったとはいえ、正直いってヒットするとは思えませんでした」(芸能記者)

 ところが、フタをあけてみると興行収入20億円のスマッシュヒット。青春時代に原作をむさぼり読んだ世代が女子中高生たちに混ざって押しかけた。そんな原作ファンたちの1番人気が登坂だったという。

「ファンが一番心配していたのが、キャスティングが原作のイメージを壊さないかということ。だが、能年も登坂も考えられないくらいハマり役だった。特に登坂は無口でニヒル、だが心に熱いものを持っている不良という役柄がぴったり。要所の決めゼリフも決まっており、あのセリフ聞きたさにリピーターが続出したほど」(映画ライター)

 登坂は美容師からアパレル店員を経て、EXILEの事務所が主催したオーディションで3万人の中から合格した。歌唱経験ゼロからのスタートでもちろん演技経験もない。ところが、漫画原作者は能年だけでなく登坂の出演も映画化の条件にしてきたという。

「海のものとも山のものともわからない登坂を直々の指名でしたから驚きました。当初、登坂は荷が重すぎると尻込みし断る気だった。だが、登坂と能年でなければ実写化はありえないとまで言われたことで心を動かされた。事務所の社長のHIROからも『俺だって(原作を)知っている。男が少女漫画を読む現象を引き起こした初めての作品』と力説され、原作の影響力の大きさを目の当たりにした登坂は一転、出演を決めたんです」(前出・映画ライター)

 結果は上々。ライブにはこれまでとは明らかに違う層が登坂見たさに詰めかけている。1回こっきりの俳優体験のつもりだった登坂だが、次回作のオファーが殺到。今後は、俳優と歌手の2足のわらじをはいていくことになりそうだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
横浜F・マリノス「J2降格まっしぐら」の元凶は「実績ゼロの無能監督」を送り込む「大株主CFG」
2
宮城野親方(元白鵬)が「電撃退職」する意外な理由/五月場所を10倍楽しむ「大相撲覆面座談会」(2)
3
フィギュアスケート織田信成「モラハラ告発裁判」で大泣き敗訴/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
4
岡本和真が左肘リハビリ中の「捕手を座らせて投球練習」で口走った「俺はホンダゴロウや」
5
【ソフトバンク】小林誠司トレード獲得VS嶺井博希の打撃爆発…どうなる「甲斐拓也の穴」補強