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「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」鳥山明の急逝で最後に手掛けた「秋の新作アニメ」に暗雲

 大ヒット漫画「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ」を生み出した漫画家の鳥山明氏が急死した。集英社やドラゴンボール関係のサイトが、3月1日に急性硬膜下血腫で亡くなっていたと、3月8日に発表した。68歳だった。

 突然の訃報に、SNSには死を悼む投稿が次々と上がり、Xのトレンドには「鳥山先生」だけでなく「SAND LAND」や「ドラゴンボール」「クロノトリガー」といった鳥山氏に関する言葉が上がった。

 鳥山氏はこのところ漫画連載を持っていなかったが、秋にはアニメ「ドラゴンボールDAIMA」が控えている。関係者によると、

「DAIMAは6年ぶりとなるテレビシリーズで、漫画をアニメ化したものではなく、新たなストーリー。鳥山さんは深く関わっていて、主人公の孫悟空のイメージイラストも描いています。今後も様々な提案をしてくれることになっていただけに、どうなるのか心配です」

 なんとか完成までこぎつけてほしいが、方法はあると、この関係者は言う。

「1996年に放送された『ドラゴンボールGT』(フジテレビ系)は漫画にはなかったオリジナルストーリーで、登場したキャラクターの多くのデザインをアニメーターの中鶴勝祥氏が担当しました。中鶴氏は鳥山さんの信頼が厚く、中鶴氏が描いたイラストを鳥山さんが自身のものだと勘違いするほどでした。DAIMAのデザインを中鶴氏が担う可能性もあります」

 鳥山さんが最後に手掛けた「ドラゴンボールDAIMA」。なんとしても完成させてほしい。

(鈴木誠)

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