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記事全文を読む→「日本ハム⇒巨人にFA移籍」Bランク松本剛の人的補償で焦点になる「捕手のプロテクト漏れ」と日本ハムの事情
国内FA権を行使した日本ハムの松本剛外野手が、巨人と契約合意に達した。今季推定年俸は1億1000万円。Bランクであることから、巨人は「人的補償+年俸の40%」または「年俸の60%」が必要となる。日本ハムはプロテクト名簿の提出を待ち、選定作業へと進むことになる。
日本ハムから巨人へのFA移籍は1995年の河野博文、2006年の小笠原道大、2009年の藤井秀悟、2016年の陽岱鋼に続いて5人目。2007年以前は全て補償対象で、藤井のみCランク扱いで補償なしだった。
一部で「坂本勇人はプロテクトから外れる」という極論が見られたが、現実的にはどうか。かつて長野久義、内海哲也のプロテクト漏れにより批判を受けた巨人だけに、同じリスクを背負うのは…。
焦点のひとつに、捕手のプロテクト状況があろう。1軍捕手は甲斐拓也、岸田行倫、大城卓三の3本柱。郡拓也と山瀬慎之助は2軍暮らしが長く、小林誠司は36歳という年齢から、プロテクトされるかどうか微妙なラインにいるのではないか。山瀬は契約更改で出場機会への不満をあらわにしており、環境が変われば伸びる余地はあろう。
ここで日本ハムの編成事情を見てみよう。田宮裕涼が正捕手として79試合に出場したものの、故障がちで、年間を通した稼働は未知数。第2捕手の郡司裕也は一塁、三塁、外野と併用されている。そんな状況で伏見寅威を阪神にトレード放出したのは不可解な気もするが、捕手の育成と補強は大きな課題だろう。
松本の退団は新庄剛志監督にとって、新たな戦力を取り込む機会となる。松本の状態が下降気味だったタイミングでFA補償を得ることで、思いがけない補強に繋がる可能性はある。巨人から届くプロテクトリストが、来季の編成を左右する一因となるのだ。
(ケン高田)
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