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Posted on 2026年02月20日 11:45

阪神・ディベイニーが内野守備特訓を受ける「土のグラウンド」問題で「ツープラトン制」という選択肢

2026年02月20日 11:45

 ブルージェイズの岡本和真がキャンプ地フロリダ州で、早出の守備練習を精力的に行っている。現地記者によれば、
「午前7時半にはもうユニフォームを着て、ノックを受けている」
 三塁手としての出場が予定されているが、日本人メジャーリーガーは内野手としての成功例が少ないだけに、ぜひとも頑張ってもらいたい。

 ここでふと脳裏に浮かぶのは、阪神の新外国人内野手キャム・ディベイニーだ。
「土のグラウンドに苦しんでいます。ディベイニーも早出特守の練習を続け、日本のグラウンドに慣れようと必死ですよ」(在阪記者)
 アメリカは天然芝。しかし日本の野球場のほとんどは内野フィールドに天然芝が敷かれていないため、日米で内野ゴロのバウンドが異なるというわけだ。ディベイニーの早出特守を、阪神ナインは好意的に見ているそうだが、
「天然芝による不規則なバウンドに合わせるため、後方に守ってきたアメリカ式を短期間で変えるのは難しい。オープン戦の打撃成績が小幡竜平よりも高くなければ、スタメン出場はない」
 そんな厳しい意見が、球団関係者からは聞かれた。
「阪神OBから、ディベイニーの守備に関する辛らつな声が多いのも気になります」(前出・在阪記者)

 阪神の本拠地・甲子園球場の内野は「土」。ペナントレースの半分近くを土のグラウンドで戦う以上、苦手克服は絶対条件となる。その本拠地についてだが、岡本が所属するブルージェイズの「ロジャーズ・センター」は、人工芝の球場だ。ホームゲームと天然芝のビジターゲームの試合数はほぼ同じ。しかし、気持ちの上では、巨人時代と変わらない人工芝球場を本拠地とした岡本の方がラクだろう。
「ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は、選手起用の選択肢を増やしていこうとする指揮官です。岡本も外野手で出場する試合や、途中から一塁守備に入ることになりそうです」(アメリカ特派記者)

 ディベイニーは守備力を買われて獲得が決まった選手だ。しかし、クセのない素直な打撃フォームで「変化球の多い日本の投手に対応できるのではないか」と評価されている。だとすれば、打撃面で貢献してくれるかもしれない。

 ディベイニーがシーズンのおよそ半分を過ごすことになる人工芝球場では、どんな反応を見せるのか。人工芝球場で無難に守れるようであれば、ホームとビジターでスタメンのショートを使い分けるツープラトン制もアリかもしれない。

(飯山満/スポーツライター)

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