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記事全文を読む→アストロズ・今井達也に首脳陣が困った「本拠地球場が苦手」扱いにくい傾向
ヒューストン・アストロズ今井達也の次回登板は、日本時間7月8日のナショナルズ戦に決まった。前回登板は2回途中5失点の大炎上劇だったが、現地メディアに聞けば、淡々とした口調でこう返してきた。
「ナショナルズ戦では好投する可能性が高いと思います。アストロズの首脳陣もそう考えているはず」
どういう意味かといえば、今井には「ある傾向」があったのだ。
本拠地ダイキン・パークでの防御率は6.46、それに対し、ビジターゲームの防御率は4.24。4.24は決していい数値ではないが、今井は「ビジター球場なら、しっかりとゲームを作ってくれる」と言われているそうだ。今井が大炎上した試合は、本拠地でのものだった。
「本拠地で炎上する投手」というのは扱いにくいものだが、今井にも同情すべき点はある。ダイキン・パークはライト、レフトの両翼が浅く、センターが深い特異な形態をしている。そのため、右中間、左中間に飛んだ打球が危険で、他球場ならシングルヒットで止まるような当たりが二塁打になってしまう。
「アストロズのレギュラー中堅手はジェイコブ・マイヤーズ。俊足で守備範囲が広い外野手です。でも今季は打撃不振で、今井が炎上したナショナルズ戦はベンチスタートでした」(前出・現地メディアスタッフ)
1年目からオプトアウト条項でも今の成績ではFA市場に出てもマイナス
とはいえ、他のアストロズ投手には「本拠地が苦手」との傾向は見られない。今井が克服すべき課題である。
「ヒューストンは交通の要所として栄えました。レフト観客席の後方に蒸気機関車のオブジェがあって、アストロズの選手がホームランを打つと、そのオブジェが動くんです」(前出・現地メディアスタッフ)
今井は3年最大6300万ドル(約99億円)で契約したが、1年目と2年目に今井側からオプトアウト(契約破棄)をして、再びFA市場に出る条項が含まれる。
「3年契約の1年目からオプトアウトをつけたので、『好成績を残して、もっと条件のいい球団に行くつもりではないか』と邪推する声が、入団会見時から聞かれました」(前出・現地メディアスタッフ)
いや、今の成績でFA市場に出れば、むしろマイナスだろう。
古巣・西武ライオンズの本拠地ベルーナドームも、西武球場前駅の改札を出たら、すぐ目の前。「鉄道」ではアストロズと通じるものがある。なんとかして「本拠地が苦手」を克服してもらいたい。
(飯山満/スポーツライター)
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