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記事全文を読む→佐々木麟太郎がドラフト指名「マーリンズ」に入団したら「すぐにメジャー昇格」できる「大谷翔平ヘッドバンプ監督」の「特異な方針」
米スタンフォード大学に野球留学中の佐々木麟太郎がマイアミ・マーリンズに8巡目、全体235位でドラフト指名されたが、初志貫徹でメジャーリーグ昇格を目指すのか。それとも、昨秋のNPBドラフト会議でのソフトバンクからの1位指名を受けるのか。あるいは大学に残って来年度のMLBドラフトでの上位指名に懸けるのか。
佐々木にはその3つの選択肢があるが、アメリカの野球メディアの見方は日本と少し違っていた。「今のマーリンズであれば、すぐにでもメジャーリーグ昇格のチャンスがあるのではないか」と…
「2023年はワイルドカードでポストシーズンマッチに進出しましたが、近年は地区優勝の圏外で、最下位も経験しています」(現地記者)
そのため、シーズン中のトレードで主力選手を放出し、有望な若手を交換要員に求める「売り手」に回っていた。
「マーリンズの打線には有名選手が一人もいません。なのに昨年はナ・リーグ9位の709得点を挙げました。20代の選手は伸びしろが大きいので」(前出・現地記者)
球団は昨年から、クレイトン・マッカロー監督を迎えた。一昨年まではドジャースで一塁コーチャーを務めており、大谷翔平が出塁すると、お互いの頭を軽くぶつけ合う「ヘッドバンプ・シーン」が有名になった御仁だ。
そのマッカロー監督は、2024年にシーズン100敗を喫したチームを引き受けたわけだが、単に若手を使うのではなく、「使い続けた」。
現在の一塁手の守備は「ド下手」
その結果、40人枠に入っていない選手を他球団が指名できるルールで2024年オフに獲得したリアム・ヒックスが正捕手に成長し、「マイナーでは大活躍でも、メジャーではぜんぜん打てない」を繰り返していたカイル・ストワーズが、その壁をブチ破った。
昨年8月にメジャーデビューしたジェイコブ・マーシーも、WBCでイタリア代表に選ばれるまでに成長した。
「マッカロー監督は、コミュニケーション能力に長けています。ヒックスに正捕手の座を奪われたアグスティン・ラミレスに対しては『キミの打撃力が必要なんだ』と説いて、DH兼2番手捕手として使い続けました。マイナーで頑張っている若手がいると聞けば、すぐに映像チェックをしています」(前出・現地記者)
佐々木は一塁しか守れないといわれるが、マーリンズで一塁を主に守っているのは、クリストファー・モレノ。サードやレフトを守った経験はあるが、守備は「ド下手」だ。
8巡目指名でも、佐々木にチャンスはある。大谷とヘッドバンプを繰り広げたマッカロー監督が、今度は佐々木と…。佐々木がマーリンズを選択したとしても、心配はないのだ。
(飯山満/スポーツライター)
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