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記事全文を読む→巨人「戦力外通告」に他球団スタッフが首をひねる「あのドラ1外野手が入っていない」FA人的補償のカラクリ問題
戦力外通告が行われるこの期間、読売ジャイアンツは山田龍聖、郡拓也、岡田悠希の3選手に来季の契約は結ばないことを伝え、萩尾匡也を自由契約としたことも同時に発表された。萩尾の自由契約には育成契約を打診する含みがあるようだが、10月5日にこの一報を聞いた他球団スタッフが首を傾げていた。
「あの選手の名前は入っていなかったね」
あの選手とは、2022年ドラフト1位の浅野翔吾のことだ。
浅野は8月に右膝内側の半月板縫合術を受けており、今季の1軍出場は僅か9試合にとどまった。毎年のように「今年こそは」と期待され、それに応えられずにいたが、まだプロ4年目の21歳である。しかし、他球団スタッフが「浅野の戦力外」を予想した理由が興味深い。
「ケガをしているのでいったん戦力外にして、育成契約を結び直すんです。そうすればオフにFA選手を獲得した際、28人のプロテクト名簿に浅野を入れなくても、他球団への流失を防げますから」
FA選手をもっていかれた旧在籍チームは、獲得球団からプロテクト名簿を受け取り、そこに記載されていない支配下登録選手を人的補償として獲得することができる。と同時に、旧在籍チームは育成選手を獲得できないルールになっている。
浅野の右膝は順調に回復しているようだが、「育成選手に落とす作戦」は、決してありえない話ではない。こうしたやり方は他球団で前例があり、批判の的になってきた。
萩尾は「他球団に獲られたくない」と判断されたのか
阪神との接戦に敗れた巨人は、今オフの大掛かりな補強が予想されている。「育成落ち=FA人的補償対策」の見方からすれば、育成契約が打診されたと思われる萩尾は「他球団に獲られたくない」と判断されたのかもしれない。
「右打ちの外野手は萩尾、浅野、松本剛、笹原操希、平山功太。レギュラークラスは松本だけです。巨人は今年のドラフト会議で外野手を獲るようですが、好選手は他球団も狙っており、確実に指名できる保証はありません」(スポーツ紙記者)
打撃面の成長には時間がかかるタイプがいるが、浅野は1軍に上がって来るたびに打ち方が変わっている、との厳しい指摘がある。ドラフト1位選手とて奮起しなければ、本当の意味での戦力外通告がなされるだろう。
(飯山満/スポーツライター)
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