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記事全文を読む→【悲劇の内幕】「ノック中にくも膜下出血」急死した元巨人・木村拓也コーチと西山秀二が交わした「直前の会話」
日本ハム、広島、巨人と渡り歩いた元プロ野球選手の木村拓也氏に「本当に助けられましたよね」と感慨深く振り返るのは、野球解説者の西山秀二氏だ。
それは西山氏が巨人1軍バッテリーコーチだった2009年9月4日、東京ドームで行われたヤクルト戦でのことだ。YouTubeチャンネル「ダグアウト!!!」で西山氏が語ったのは、
「キャッチャーって本来、1試合の中で3人ベンチに入ってるんですけど、3人を全部使うっていうのはあまりよくないんですよ。当時の原(辰徳)監督を止めきれなくて……」
この試合、延長に入って3人目の捕手である加藤健が出場。ところが11回裏に頭部に死球を受けて、捕手登録の選手がいなくなる事態に。
「キャッチャーがいない。もう一回、次の回を守らないといけないですよね。その時に拓が自分からブルペンに行ってくれていて(もともと1990年ドラフト外で日本ハムに捕手として入団)。『やります、やります。わからなくなったらベンチ見ますから、その時(サインを)出してください』って全部、自分でやってくれて、それで抑えて、引き分けで終わったんですよね」
「昨日あまり寝られなくて、朝一番で広島に来て……」
緊急事態にコーチの指示を受ける前に自ら率先して動き、チームを救ったわけだが、
「本当にホッとしたっていうか。彼はユーティリティープレイヤーで色んなポジションをやっていましたけど、彼の人柄がわかりますよね。何も嫌がらずに全部、喜んでやってくれてたから、僕はもう感謝しかない」
木村氏は巨人1軍内野守備コーチ時代の2010年4月2日、シートノック中に倒れて病院に救急搬送され、5日後にくも膜下出血で急死した。西山氏が木村氏との最後の会話を再現する。
「『頭痛いんですよ』って言ってたんですよね。『昨日、あまり寝られなくて、朝一番で広島に来て散髪に行ったんですよ。あんまり寝てないです。頭痛いですわ』って言って、バット持ってノックに行って、そのままバタッて。ちょっと早すぎましたよね」
この告白動画が公開されたのは、9月23日のお彼岸。西山氏の感謝の言葉を木村氏は案外、近くで聞いているかもしれない。
(所ひで/ユーチューブライター)
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