スポーツ
Posted on 2026年09月18日 07:15

【密着撮】松井秀喜が「ハローキティのTシャツ」で打撃指導!「打棒」も「しゃべり」もブランクを感じさせなかった

2026年09月18日 07:15

 やはり、「ゴジラ」の存在感は別格だった。野球教室「サンリオベースボールアカデミーin東京」が開催された9月12日のこと。明治神宮外苑室内球技場に、巨人やヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が小学生女子野球選手の打撃指導に訪れたのだ。

 青地に大きくハローキティがプリントされたTシャツ姿(下の写真)で会場に現れるや「ボクのこと知ってる?知らない?どっちでもいいか」と挨拶の冒頭で一言。それでも、いざ打撃指導が始まれば、子供たちは羨望のまなざしを松井氏に向けていた。ネット越しに会場を見守る保護者らに現役時代のスラッガーぶりを伝え聞いていたのだろう(記事は写真の後に続きます)。

オリジナル
 打撃指導の最後には、松井氏みずからがティー打撃で模範を示す場面があった。鋭いスイングでジャストミートを連発。豪快な打球音とともに打球をネットに突き刺したのだった。

「張本勲さんの思い出」も絶妙トークで披露

 もっとも、健在だったのは打撃技術だけではない。野球教室後の囲み取材のしゃべりも冴えていた。9月9日に亡くなった張本勲さんについて尋ねられて、こう偲ぶ場面があった。

「入団して1年目の秋季キャンプと、2年目の春季キャンプで臨時コーチに来られました。当時の自分は(右)足を上げる打ち方をしていたんですけど、『足を上げないほうがいい』と言われたのを覚えています。ただ、1年目の最後のほうに少しずつ結果が出始めていて、当時19歳で素直に聞く耳を持っていなくて。ある意味、反抗してしまって…」

 ところが、MLBで過ごした晩年期に、松井氏の打撃フォームが右足を上げないスタイルに変化していき、「自分のバッティングは足を上げずに打ったほうがいいということを見抜いていたんですよね。(張本さん)は実績に裏付けられた目を持たれていたんだと思います。足を上げなくなってからすごく優しくなりました」とユーモアを交えて回想するあたりはさすがの受け答え。野球もトークもブランクを感じさせなかった。

(五代晋作)

 平成ひとケタ生まれのゆとり世代。プロ野球や大相撲をメインにスポーツを取材する。密かなライフワークは日本の映画&ドラマ鑑賞。動画配信サブスクが手放せない。

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