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記事全文を読む→「石原さとみVS今田美桜」主演ドラマ視聴率が右肩下がりでも「巻き返し困難」になる「外的要因」
「てるてる家族」(2003年)の石原さとみ、「あんぱん」(2025年)の今田美桜。かつてのNHK連続テレビ小説のヒロイン女優が民放テレビ局で激突しているのは、この秋のドラマだ。
10月7日の水曜午後10時枠で直接対決となったのは、石原の「ポリティカルパン」(フジテレビ系)と、今田の「メリーベリーラブ」(日本テレビ系)。初回の平均世帯視聴率はそれぞれ5.6%、3.9%で(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、いずれも低視聴率ながら、石原に軍配が上がった。
石原は政界の使途不明な金を盗み出す女スパイを演じ、ヒットメーカーの脚本家・野木亜紀子氏と「アンナチュラル」(TBS系)以来、8年ぶりのタッグとなった。
一方の今田は韓国人の空間プランナーと恋に落ちる、イチゴ栽培に情熱を傾ける日本の農業女子を演じている。
振り返れば、石原が主演した「アンナチュラル」(2018年)は、全10話の平均世帯視聴率が11.1%だった。そして2024年の「Destiny」(テレビ朝日系)は全9話の平均が7.5%。今作はこの2作を品大きく下回るスタートとなってしまった。
今田は今年7月期に「クロスロード~救命救急の約束~」(テレビ朝日系)で主演したばかり。全9話の平均は6.3%で、これまた今作はその数字を大きく下回った。
放送スタート後に脚本やストーリーを修整できない
ちなみに、この日の同時間帯の視聴率は「報道ステーション」(テレビ朝日系)が9.2%でトップ。それに続くのが「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の5.9%。次週以降、ドラマ2作品が「水ダウ」を上回ることができるか、苦戦が予想される。
なぜこんなに右肩下がりの傾向が顕著なのか。芸能記者が指摘するのは、それぞれの外的要因だ。
「石原の作品は全時間帯の視聴率が低迷するフジテレビの悪い流れに、すっかりのみ込まれてしまいました。今田のドラマは日本でも人気の高い韓国人俳優チ・チャンウクを出演させたものの、あまり効果がなかった。コロナ禍以降、基本的にドラマの撮影はかなり前倒しで行われています。それゆえ、放送がスタートしてから数字や視聴者の反応をうかがって、脚本やストーリーを修整することができない」
それに加えて、大半のドラマは初回が最高視聴率で、あとは徐々に下がっている傾向が見られる。両作品ともに、ここから巻き返すのは困難を伴うのだ。石原と今田にとっては、厳しい3カ月になりそうである。
(高木光一)
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