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記事全文を読む→自民党「高市シンパのうるさ型論客」西田昌司参院議員が憤激して蒸し返した「ナゾの幹事長解任人事」という爆弾
自民党きってのうるさ型論客であり、高市早苗首相のシンパとして知られる西田昌司参院議員が党参院人事に関し、10月日の党参院議員総会で参院会長に激しく噛みついた。政治部記者が経緯を明かす。
「問題は9月の党人事で石井準一前参院幹事長が突然、松山政司参議院会長の意向で交代したことです。西田氏は10月8日の総会で『石井氏は先の特別国会で全ての政府提出法案を成立させた、いちばんの功労者。それがなぜ解任させられたのか。何か瑕疵があったのか」と不満を爆発させました。これに対し、松山会長は短く『人事のことだ』と述べたのみです」
松山参院会長は9月の内閣改造、党人事交代に合わせて執行部人事を刷新し、参院幹事長を石井氏から青木一彦氏に電撃交代させた。この人事で指摘されているのは、ここのところの自民党参院の国会運営だ。
今年の予算審議の際、参院で年度内に予算が成立せず暫定予算の編成に追い込まれたことから、高市首相は石井氏の国会運営に不信感を募らせていたという。つまり今回の幹事長人事には、高市首相の「天の声」があったのだと……。
ところが高市首相は9月16日、石井前幹事長の退任について記者から質問を受けた際に、
「参院役員の人事権は私にない。参院会長が決めた」
ノータッチを強調しているのだ。
ここで石井氏の経歴と実績を簡単に振り返っておこう。
石井氏は参院自民党幹事長として約40人の自民党参議院クラブのとりまとめ役となり、参院を牛耳ってきた。いわば「参院のドン」として君臨してきた人物だ。
大学中退後、自民党武闘派としてかつて国政に名を轟かせたハマコーこと浜田幸一衆院議員の住み込み秘書を11年も担った後、千葉県議から国政に駆け上がった叩き上げの苦労人。そのため、人を引き付けて説得する力が大きいという。
参院の少数与党内でどんなハレーションが起きるか
岸田、石破政権時代は国対委員長として、豊富な野党人脈を築いた。高市内閣発足後は参院が少数与党状態の中、独自の野党人脈と緻密な国対手腕を駆使し、法案や予算の成立を支えてきた。これが参院や自民党内では高く評価されてきたのだ。
それだけに、これから消費税減税や定数削減など、後半国会で難しい国会運営を強いられる中、石井氏の手腕が期待されていた矢先の幹事長交代劇だった。
前出の政治部記者が言う。
「交代後は一旦、この人事話は鎮静化したように見えました。ところが西田氏が改めてこの問題に触れたことで、いまだにくすぶっていることが露呈した。西田氏は石井グループの幹部であると同時に2024年、高市首相が総裁選出馬時には推薦人になるなど、高市シンパ議員であるだけに複雑。参院の少数与党内でどういうハレーションが起きるか予測できない面があり、目が離せません」
今回の内閣改造で閣外に去り、来年の総裁選で高市首相との再対決が予想される林芳正前総務相と石井氏が急接近している、という情報も飛び交う。
一方で、新参院幹事長に指名された青木氏は、参院のドン、日本政界のドンと言われた青木幹雄元官房長官の子息。参院自民内の不満や軋轢をどう調整し、かつ野党と熟議を重ねられるか。その手腕や、いかに。
(田村建光)
アサ芸チョイス
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