スポーツ
Posted on 2012年09月25日 10:59

拝啓、村田修一「悲願のビールかけ」を心から喜べますか?(2)悲壮感漂うイジられキャラ

2012年09月25日 10:59

 強制指令で早々に帰宅したあなたは、事情を知った奥様に「反省しなさい」と怒られたそうですね。そしてバリカンを持って風呂場へと向かった─。

 翌日、新潟遠征のため東京駅の新幹線ホームに現れたあなたは、みごとな丸刈り。しかも、クールビズゆえノーネクタイでOKにもかかわらず、1人だけビシッと締めていました。その姿がいかにも「反省しています」と見られたのでしょう。チームメイトには驚かれ、練習中には、「いいねぇ」とニヤつく原監督に頭をなで回されていましたね。この姿を見ていたチーム関係者はこう言っています。

「村田は丸刈りについて『みんな笑ってくれるかな、と思って』と言っていた。笑いを取ろう、重い雰囲気を作らないようみんなにイジッてもらおう、という気持ちです。昨年まで所属した横浜ではいわゆる王様であり、若手を引き連れて豪快に飲みに行くなど、完全に親分気取りでした。その王様が今や、巨人では必死にイジられキャラになろうとしている。悲哀を感じるというか‥‥」

 そうまでして巨人で頑張ろうとするあなたの、懲罰明けの打席はというと、5番で先発出場し、5打数1安打。そして懺悔むなしく、悪夢は再び到来します。

 翌9日、同じく新潟でのヤクルト戦。3点を追う6回表、2死満塁。名誉回復の絶好の舞台で打席が回ってきました。その瞬間、またしても予想だにしない言葉に、頭が真っ白になったことでしょう。

「ここは由伸に任せる」

 指揮官は代打・高橋由伸(37)をコールしたのです。現実とはなんと酷なものでしょうか。あなたが茫然とした表情で声をしぼり出したのもよくわかります。

「得点圏打率もよくない。受け入れざるをえない状況だと思う。でも、予想はしていなかった‥‥」

 最高のチャンスで主軸に代打という前代未聞の非情采配。しかも高橋は走者一掃の二塁打を放ち、采配はズバッとハマりました。汚名返上どころか、屈辱の上塗りに、こう言うしか自分を納得させる方法はなかったのでしょう。

「これも強いチームの試練だと思いますし、こういうチームを求めてきたわけですから」

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年10月18日 12:00

    コント日本一を決める大会に「大人の事情」は無関係だった。10月17日に生放送された「キングオブコント2026」(TBS系)で、エントリー3445組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得したのは、吉本興業所属のジェラードン。アタック西本とかみち...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年10月22日 11:30

    出演作を調べたいわけでもないのに、阿部寛のウェブサイトを開く。ネットが正常に繋がっているかを確かめるためだ。顔写真と文字を中心とした1990年代風の簡素なページは構成する要素が少なく、データ量も軽いため、表示が速い。ゆえに「日本最速のサイト...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年10月23日 06:45

    お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が、絵本作家(別名義:にしのあきひろ)としての道を歩み始めたのは2005年。「えんとつ町のプペル」が大ヒット作となり、原作者の西野が製作総指揮と脚本を兼任して、2020年にアニメ映画を劇場公開。興行収入...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク