そしてその遺体に施されていた驚くべき所業について、こう記している。〈「遺体を鋭利な刃物で両側をそれぞれ6.7センチ、深さ2センチにわたり切られているほか、右前額部の表皮がはがれてい頭皮下に出血。左右の目を『X』印に切り刻まれていました。この...
記事全文を読む→神戸連続児童殺傷事件
日本中を震撼させたあの「神戸児童連続殺傷事件」から、まもなく20年がたとうとしている。しかし、遠い昔の出来事だった記憶も、2015年6月に突如として呼び覚まされた。あの「酒鬼薔薇」が自らのホームページを立ち上げ、半生を綴った「絶歌」という“...
記事全文を読む→神戸市須磨区の連続児童殺傷事件の加害者である酒鬼薔薇こと元少年A。出版自体に賛否が渦巻いた手記「絶歌」に続き、「存在の耐えられない透明さ」と題された公式ホームページを開設したことも騒ぎとなった。そこでは、本人の過去とはまったく関係のない書籍...
記事全文を読む→ところでAは本退院後、弁護士を通じて被害者家族に手紙を送っている。今年3月には、山下彩花ちゃん(当時10歳)の命日前に、B5判の紙8枚というこれまでにない長文の手紙を出している。これは出版を意識してのことだったのか‥‥。出版後、あらためてA...
記事全文を読む→Aは中学3年時の、殺害に及んだあとに訪れた、あまりにも異様な性衝動についてさえ記述している。殺害現場となった「タンク山」から切断した頭部を風呂場に持ち込むと、〈この磨硝子(すりがらす)の向こうで、僕は殺人よりも更に悍ましい行為に及んだ。(略...
記事全文を読む→神戸連続児童殺傷事件の惨劇から18年。加害者の元少年Aが初めて事件についての手記「絶歌」を出版した。形ばかりの謝罪とグロテスクな犯行の描写。自己顕示欲に終始した「黒い肉声」は、出版の是非を問う大騒動へと広がっている。“A”自身がこの本で封印...
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