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記事全文を読む→アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.16(3)衝撃だった「酒鬼薔薇」事件
日本中を震撼させたあの「神戸児童連続殺傷事件」から、まもなく20年がたとうとしている。
しかし、遠い昔の出来事だった記憶も、2015年6月に突如として呼び覚まされた。あの「酒鬼薔薇」が自らのホームページを立ち上げ、半生を綴った「絶歌」という“懺悔録本”を出版し、ふたたび日本社会への挑発行為に乗り出したからだ。元少年Aの単行本は話題となり、ベストセラーになった。
今もなお賛否両論渦巻く中、この男の「心の闇」の深さに衝撃を覚える人も少なくない。
改めて事件の概要を振り返ると──。
〈さあ、ゲームの始まりです 警察諸君、私を止めてみたまえ 人の死が見たくてしょうがない 私は殺しが愉快でたまらない 積年の大怨に流血の裁きをSCOOL KILL 学校殺死の酒鬼薔薇〉
これが、被害者である土師淳君の口に差し込まれた不敵な挑戦状、劇場化事件の始まりだった。この前代未聞の出来事に、日本中が衝撃を受け、兵庫県警は必死の捜査を開始した。
アサヒ芸能は、発生時の第一報をこう伝えた。
〈首が発見された一帯は、新聞配達や散歩する近所の住民など、早朝から人通りは多い。そんな中で犯人は気づかれることなく、凶悪このうえない目的を果たした。(中略)
「首は何人もの住人が目にしていましたが、当初はいずれも人間のモノと思わなかったようです。意外な反応にイラ立った犯人は、できるだけ首が目立つように場所を移動させている。実際、発見場所から約2メートル離れた正門のコンクリート塀の上に、首を置いた血痕が残っていた」(社会部記者)〉
淳君の胴体部分は、同日午後、頭部が見つかった中学校から約500メートルほど離れた通称「タンク山」頂上にあるケーブルテレビのアンテナ基地で見つかった。
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