スポーツ
Posted on 2021年01月07日 09:59

宮本慎也が動画で明かした長嶋監督「動物的カン」秘話が味わい深いワケ

2021年01月07日 09:59

 ヤクルト一筋19年、球界屈指の名手と評判の高い、元プロ野球選手の宮本慎也氏が、名球会が運営する公式YouTubeチャンネル〈日本プロ野球名球会チャンネル〉に出演、ミスターこと長嶋茂雄氏の「動物的勘」の鋭さに舌を巻く過去エピソードを明かす動画があった。

〈【宮本慎也は見た】プロ野球の名将たちの知られざる素顔〉とタイトルがついた昨年11月27日投稿回である。観てみると、アテネ五輪前年の予選が行われた2003年に話は遡る。長嶋氏の体調不良から、五輪本戦ではヘッドコーチの中畑清氏が日本代表監督の指揮を執ったが、予選で監督を務めたのは長嶋氏だった。

 初戦は対中国。宮本氏が「まず最初にビックリしたのが…」と語るのは、1番の松井稼頭央氏がデッドボールで塁に出た場面でのこと。2番の宮本氏には手堅く送りバントの指示が出るかと思いきや、サインはまさかのヒッティング。「中国くらいで何ビビってんだ」といった長嶋氏の気概ではないかと想像した宮本氏は、結果、ライト前にヒットを打った。

 また、その年にはパ・リーグの首位打者となった小笠原道大氏を、初戦での不振から2戦目には下位に打線を組み替えるなど、長嶋氏は大胆な判断をした。短期決戦では我慢したまま、終わってしまう可能性もあるが、1試合見ただけで判断できるのかといった懸念もある中、宮本氏は「パッと変えて、またそこにチャンス来て、小笠原打つみたいな…」と、長嶋氏の決断力、思い切りの良さといった「動物的カン」の鋭さを評したのだった。

 昨年の日本シリーズは、巨人のクリーンナップは明らかな不調にもかかわらず、打順に何も工夫も見せないまま終わった気がしてならない。長嶋監督なら、どんな采配を見せたのかといった叶わぬ妄想を思わず膨らませてしまうような「味わい深さ」のある動画であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク