スポーツ

【孤立の真相】ロッテ・佐々木朗希「150キロ台しか出ない」に球団も選手も「冷たい視線」

「最近、あんまり球が速くないので。あんまり疲れてないです」

 登板後のヒーローインタビューでこう語ったのは、4月7日のオリックス戦で今シーズン初勝利をマークしたロッテ・佐々木朗希。だが周囲は、薄ら笑いを浮かべている。

 最速158キロと、昨シーズンまでに164キロを何度も出していた剛速球を封印。ファンに突っ込まれることを覚悟してか、お立ち台では、

「150キロ台しか出なくなっちゃったので、まだまだ投げられる」

 とジョーク交じりに語り、拍手喝采を受けた。「令和の怪物」の好ピッチングに酔いしれたファンの受けとめ方と対照的に、球団関係者や選手たちは極めて冷ややかだ。球団OBが事情を明かす。

「2023年オフにメジャーリーグ行きを執拗に球団にアピールしたことが報道などでわかってしまい、『大した結果も残していないのに、何を言ってるんだ』と総スカンを食らっています。チーム内では浮いたままで、話し相手はもっぱら外国人選手と裏方スタッフ。孤立を深めたまま、シーズンを投げ切るようです」

 米メディアは、佐々木が今シーズンオフにドジャースへの移籍が濃厚であると報じたが、これについても、

「先輩たちからすれば、気に食わない一因になっている。どんどん立場を悪くしているわけですが、良くも悪くも佐々木は空気を読まないので、知らんぷり。溝は深まるばかりです」(前出・球団OB)

 先が思いやられる。

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