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記事全文を読む→六代目山口組が「全面バックアップ」“東声会”「継承劇」の舞台裏(3)野内正博幹部が小澤会長に同行
「そもそも小澤会長の移籍は、こうした山口組と東声会の関係があって実現したと言えるでしょう」
とジャーナリストが言うように、代目継承で両組織の関係はさらに深まったと見るのが自然だ。そのことは小澤会長の来歴からもよくわかる。
小澤会長は、竹内若頭が会長を務めた三代目弘道会の最高幹部の1人、小松数男若頭補佐(現在は舎弟)率いる小松組の若頭として頭角を現す。その活躍ぶりは弘道会直参を兼任していたことからもわかる。山口組の分裂抗争下で弘道会幹部へと昇格し、そこから敵陣の切り崩しで大きな成果を上げる。そして19年、現在の弘道会会長である野内幹部が若頭に就任すると同時に、弘道会若頭補佐へと抜擢される。
「みずからが弘道会会長時代に見出した若手実力者である小澤会長を東声会に託し、跡目を継承したわけですから、当然ながらこれまで以上に親密な関係を築いていくことでしょう。近年では八代目会津小鉃・髙山誠賢会長が山口組直参から京都の老舗組織を継承した前例がありますが、いずれも司組長が掲げるヤクザ社会の平和共存と一致する動きで、その教えを竹内若頭も実践したということでしょう」(ジャーナリスト)
その小澤会長は継承式の翌日から襲名披露の挨拶回りで各地を訪問。3月18日には東海地方で行われた六代目山口組の定例の集まりに、小澤会長と東声会最高幹部が訪れたという。
さらに、3月19日は関東へと足を運んだ。最初に訪れたのは東声会本部と同じ港区にある稲川会(内堀和也会長)総本部だった。内堀会長をはじめ稲川会最高幹部らに挨拶をし、笑顔を見せて稲川会総本部をあとにした。その後、住吉会(東京・小川修司会長)、極東会(東京・髙橋仁会長)、双愛会( 千葉・椎塚宣会長)、松葉会(茨城・伊藤芳将会長)と訪問したという。その後、数日間にわたって東声会一行は四国や中国地方まで足を運び、全国の組織に襲名披露の挨拶を行ったという。ジャーナリストによると、
「この襲名披露の挨拶すべてに六代目山口組の野内幹部が同行しています。後見人の竹内若頭の名代として付き添ったそうで、早くも親戚関係が強化されたことがうかがえました」
まさに、山口組の「全面バックアップ」のもとで船出した新生・東声会。この密着取材の過程で最高幹部の陣容も明らかになっている。
会長 小澤達夫
会長代行 金澤隆一
若頭 上杉正義
副会長 武田怜将
本部長 相馬雄二
若頭補佐 渡辺義男
本部長補佐 大迫友幸
本部長補佐 矢野剛毅
事務局長 新井栄一
(敬称略)
東声会と旧小澤組それぞれの最高幹部が組み合わさった陣容である。新生された組織の今後に注目が集まっているのだ。
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