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記事全文を読む→佐藤輝明だけではない…メジャーリーグが「先物買い」を狙い始めたロッテの大砲「山口航輝」の「バレルゾーン」打法
メジャーリーグが熱視線を送るのは、阪神・佐藤輝明だけではない。「格安物件」に、その目が向けられているのだ。ロッテのロマン砲、山口航輝。
10月4日の楽天戦(ZOZOマリン)で36号、37号と圧巻の2打席連続本塁打を放ち、2004年のウィリー・ペーニャの35本塁打を抜き去り、1992年に千葉に移転して以降の球団記録を更新した。
海風の影響で本塁打が出にくいZOZOマリンスタジアムだけで、今季20本目。1992年のフランク・ボーリックや2021年にブランドン・レアードが記録した18本を抜いて、こちらも球場単独トップの記録となった。
この試合の2発で、リーグトップを走るソフトバンク・栗原陵矢の40本まで、残り2試合であと3本である。
元AKB48メンバーで、タレントの多田愛佳と2023年に結婚したことばかりが話題に上るが、今季の活躍で日本球界ばかりか、メジャー関係者にも名前が一気に売れ出した。スポーツ紙メジャーリーグ担当記者はこう話す。
「阪神・佐藤の移籍がクローズアップされていますが、ホワイトソックス・村上宗隆やブルージェイズ・岡本和真の活躍もあり、現段階では5年総額150億円規模といわれている。ところが山口の場合、今季の年俸はわずか3000万円と安いですからね。まさに格安物件ですよ。高校時代は投手で145キロを計測した強肩の外野手。先物買いの意味もあり、興味を示し始めているメジャー球団がありますね」
佐々木朗希のドジャース移籍で前例ができた
現在はドジャースでプレーする佐々木朗希の存在も、追い風になっている。メジャーリーグ担当記者が続ける。
「かつてロッテはポスティング移籍に難色を示していたのですが、佐々木を出したことで前例ができた。さすがに今オフは無理でも近い将来、本人が望めば早期の容認はありうると思います」
メジャーリーグ向きの打撃もプラス材料になりそうだ。MLBジャーナリストが指摘する。
「今、メジャーリーグでは長打が出る確率の高いバレルゾーン(打球速度と角度の理想的な領域)を意識してボールを引っ張り、強いフライを打つスタイルがトレンドになりつつあります。山口の打撃はそれ匹敵する。26歳と若い上、183センチ100キロと体格に恵まれている。先物買いで獲得しても、損はないでしょうね」
千葉に移転して以降、ロッテから日本人の本塁打王は出ていない。今季の残り試合はわずかだが、逆転でキングにでもなれば俄然、道は開けてくる。
(阿部勝彦)
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