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記事全文を読む→【プロ野球「戦力外通告」】裏方スタッフの場合…打撃投手の球団別年俸格差と「クビを切られる条件」
プロ野球では来シーズンの戦力構想から外れた選手たちが次々と通告を受ける寂しい季節に入ったが、実は裏方のスタッフたちにも同じようなシーンが間もなく訪れる。
まずは選手から近年、裏方に転じたセ・リーグ球団のスタッフが事情を明かすには、
「どの球団も同じですが、構想から外れた者に対し、球団は通告時に『選手としては契約しないが、よかったら球団スタッフとして来年から働かないか』と打診をします。理由は様々で、文句なしに提示があるのはドラフト1位で入団した選手。他にも入団時の『密約』で、引退後の生活保障をした選手も含まれます」
あとは会社員と同じで、人柄で選ばれることが多いという。ただし年俸は安く、一般的には500万円前後が多い。1年契約を更新していく形だが、
「更新しない場合は概ね11月下旬、ファン感謝祭が開催されるまでに通告されることが多いですね」(前出・スタッフ)
同じ裏方でも待遇差はある。このスタッフが続ける。
「阪神は打撃投手の年俸がおおよそ650万円程度だといい、巨人も同額、出るそうです。一部練習の手伝いもやりますが、シーズン中は基本的に、試合前練習が終われば仕事は終了。球団によっては試合開始と同時に帰宅する裏方も多いですね。ビジターでは控室が狭いベルーナドームや仙台の球場は練習後、球場にとどまらずホテルに戻れる球団もあります」
スコアラーを兼任して試合後はヘトヘトに
一方で広島、ヤクルトなどは裏方の数が潤沢ではないため、打撃投手とスコアラーを兼任するパターンが多い。別の球団スタッフが言う。
「打撃投手として体を使った後に、スコアラーとして頭をフル回転させて、試合が終わったらヘトヘトになります。ただ、打撃投手は肩が故障、あるいはイップスになったらクビを切られる。万が一に備えて複数の仕事をかけもちした方が、リスクは軽減できます」
速くて強い球を投げられなくなると、打撃投手から外す球団も存在するというから、厳しい世界だ。
選手以上にこの時期は裏方も、来季の仕事にありつけるかと内心、穏やかではない日々を過ごしているのだった。
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