まだ10代の高校生が、将棋世界の頂点を目指して歩み始めた。誰よりも早く栄光をつかむべく並走するのが、鍛錬のためのコンピューターである。時代の申し子は現代っ子らしい方法論で駆け抜けるのだった。藤井聡太棋聖(18)、二冠目戴冠まであと1勝──。...
記事全文を読む→木村一基
藤井棋聖は中学生プロになった時点で、すでに器が違っていた。詰将棋解答選手権チャンピオン戦で大会史上初の小学生優勝を果たしたうえに、プロ入りまでに3連覇していた(その後、プロ入りしてからも2連覇中。今年はコロナで中止)。ハナから誰よりも終盤が...
記事全文を読む→この華やかで喜ばしい記録誕生で、近年まれな将棋ブームが勃発。コロナ禍で鬱屈する世情も相まって、これから藤井棋聖がどれだけ多くの新記録を塗り替えていくのかとお祭り騒ぎだ。「捕らぬ狸の皮算用」で憂き世を忘れてみたいのだろう。題して「藤井聡太8冠...
記事全文を読む→デビュー直後の29連勝快進撃も記憶に新しい藤井聡太。あれから3年余り、その進化はもはや「異次元」レベルと評される。最年少タイトルに挑戦した藤井の強さの秘密はどこにあるのか。「7つのファイル」をひもとくと‥‥。デビュー以来、怒濤の快進撃を続け...
記事全文を読む→デビュー以来、怒濤の快進撃を続けてきた藤井聡太七段(17)への注目度が俄然高まっている。きっかけは渡辺明棋聖に挑んだ「ヒューリック杯棋聖戦」で2連勝を果たし、初タイトル獲得に王手をかけたからだ。五番勝負を終える7月中にあと1勝すれば、屋敷伸...
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