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記事全文を読む→六代目山口組 進化する「極道ネットワーク」(4)東の二大組織と友好関係を保つ
司組長の六代目襲名後に東京や宮城、埼玉などで抗争に発展した住吉会とも、西口茂男総裁と司組長との個人的な交誼をきっかけに緊張緩和が進展する。
16年9月には、横浜市内の中華料理店において、稲川会・清田次郎会長(当時)の働きかけで、司組長と住吉会・関功会長(当時)とヤクザ社会のBIG3が史上初めて一堂に介して業界を驚かせた。また、21年4月には、横浜市内の稲川会館で稲川会と松葉会、さらには双愛会、東声会のトップ4人と、髙山若頭(当時)が会食。「関東極道サミット」として、業界の話題をさらった。
さらに23年には、髙山若頭(当時)の提唱で、住吉会・小川会長、稲川会・内堀会長との3人がテーブルを囲み、友好な関係を見せつけた。田岡三代目が推進した「東西融和」が、司組長の代になって結実したと言えるだろう。
ジャーナリストが解説する。
「15年以降、一部組織とは親戚関係が決裂するなど山口組の分裂が、全国ヤクザの平和秩序に多大な影響を与えました。しかし山口組はその後、七代目会津小鉄会の一本化をはじめ、共存のための新たな極道ネットワークの再構築に尽力しています」
八代目会津小鉃の当代を、山口組直参だった髙山誠賢会長を養子として移籍、継承した一件や、先述した東声会の小澤会長の件でもわかるように長きにわたる分裂抗争を終結させた山口組が業界の平和秩序の安定に果たす役割は、今後も増していくに違いない。
田岡三代目の45 回目の祥月命日に、司組長はどんな報告をするのだろうか。
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